法人サイトを新設しました
時代が変わり、ブログでの情報発信に限界が感じられてきたため、法人サイトを新設しました。
NPO法人そら|すべての子どもたちが輝けるまち・精華町を目指して
このブログをすぐに削除する予定はなく、しばらくはこのまま残しておこうと思いますが、更新されることはありませんので、ご注意ください。
時代が変わり、ブログでの情報発信に限界が感じられてきたため、法人サイトを新設しました。
NPO法人そら|すべての子どもたちが輝けるまち・精華町を目指して
このブログをすぐに削除する予定はなく、しばらくはこのまま残しておこうと思いますが、更新されることはありませんので、ご注意ください。
年が変わってずいぶん日にちが経ってしまいましたが、ここを読んでくださっている皆さまに改めてごあいさつをしておきたいと思います。
この3年ほどで、困りごとの多い親子をめぐる状況には大きな変化がありました。
障害をもつ子どもたちの放課後支援(放課後等デイサービス)がどんどん増えてきました。現在は精華町内だけでも5か所の事業所があり、近隣も含めれば数十か所の事業所に町内の子どもたちが通うようになっています。
支援学校生の親の会が長期休暇中の活動をはじめたのが1995年、それを支えていた私たちが法人として活動をはじめたのは2003年でした。
15~20年ほどにわたって何も生まれてこなかった地域に、突如としてたくさんの福祉サービスが立ち上がり、一気に「市場競争」のはじまりです。子どもたちや保護者が「お客様」になりました。福祉施策というのは良くも悪くも強大な力をもっていると思い知らされます。
一方、「デイサービス」のような場で支えられる子どもたちは限られているわけですが、その姿はかえって見えにくくなってしまったかもしれません。
便利なものがひとつできると、みんなそれに頼りたくなります。支援者もそれで解決させようとします。けれども、子どもにとって、家族にとって必要なものは何か、と考えたら、もっと他の選択肢が適していることがあるはずです。
また、私たちは不登校児の家族やひとり親家庭の子どもたちとの関わりを深めてきました。すると、地域の中で何も支えを得られておらず、大きな不安を抱えている親子がまだまだたくさんいることもわかってきました。私たちの知識や経験がそこで活かせる場面があることもわかってきました。
子どもと家族が支援者の支えを得ながら自分たちにとって必要なものを考え、実際に選び取れるような地域として、精華町を発展させていきたいと思います。
2019年もよろしくお願い申し上げます。
2018年も終わろうとしています。
外出支援部と事務局の一部だけが大晦日までの営業でした。
今年は発信が滞りがちでした。ブログという形態の情報発信が、今の時代に合わなくなっていることを強く感じてきています。
私たちの活動について知ってもらい、地域の困りごとを知るためにも役立つような発信・受信の形を、来年はもっと考えていきたいです。
良いお正月をお迎えください。
NPO法人そらでは、平成29年度から「ペアレント・トレーニング(通称:ペアトレ)」を開始しています。
ペアレント・トレーニングとは、子どもの行動の背景にあるものを理解して親が関わり方を見直すことで、子どもも親も自信を深め、親子関係をより良く築いていくためのプログラムです。小さなグループでの学習や体験を通じて、具体的で効果的な子どもへの対応のコツ(ほめ方や指示の出し方など)を学びます。
かつて町内の保育所でも実施されていたことがあるのですが、継続的な実施が難しく、休止されていました。そんな折に、山城南地域で「ペアトレ」を普及させようという動きが強まり、「そら」でもモデル事業として取り組みをはじめることになったのです。
さて、そのペアトレですが、今年度は精華町の子育て支援課から事業委託を受けて、実施することになりました。就学前の子どもを対象とする「精華町こころとからだの発達サポート事業」の一環として実施することになったため、同事業が対象としている保育所の年長児さん(の保護者)を主な対象にして、すでに各園には案内を配らせていただいています(なお、年長児さんのすべてをペアトレの対象とはしておらず、園からの紹介を受けた方に限っています)。
10月9日からメールまたはFAXでの受付開始です。どのくらいの申し込みがあるのか、正直に申し上げて想像がついていません。もし申込が少なければ、募集範囲を拡大していく可能性があります。反対に多ければ、先着順でグループを作り、あとは「待機」していただく可能性もあります。
今後の見通し(対象やグループ数の拡大)に流動的な部分が多いのですが、まずは保育所から紹介を受けた方で「子どもが言うことを聞いてくれない…」「なんだか育てにくい…」「ついつい怒ってしまう…」「子育てに自信がもてない…」などと悩んでいるお母さん(お父さん)、どうぞお申込みください。
月1回(午前中の2時間)×5回(+フォローアップ1回)です。お仕事がお忙しい方もきっと多いでしょうが、月に1回2時間だけならば…と、なんとか調整をつけてくださることを願っています。
なお、今回の対象とならない範囲からの「ペアトレを受けたい!」という声もいくつかいただいています。希望される方にプログラムが届けられるようにはしていきたいと思っておりますが、なにぶん開始して間がない取り組みのため、どんなやり方がよいのかしばらくは手探りの状態が続きそうです(山城南地域でペアトレを行う他事業所(木津川市の「いづみ福祉会」さん「ライフサポート協会」さん)の動向も含めて、です)。
悩んでいる多くの方のところにプログラムが届けられるように支援者一同で頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
■10月23日追記
現在、3名からの申し込みがあり、初回のペアレントトレーニングの日程を12月12日(水)9時30分からと決めました。
今後も若干名の追加申込は受け付けますが、初回の日程はこれで確定させますので、申込時にはご注意ください。また、参加したいがどうしても都合がつかない場合は、ご相談に乗りますのでそのようにご連絡ください。
寝屋川市民たすけあいの会 台風21号被害、存続、建て替えのための寄付募集 セカンドゴールは建て替え資金!
https://congrant.com/project/neyagawa/538
社会福祉法人や福祉系NPOなどで「ここはすごい!」と思えるところは正直言って少ないのですが、「寝屋川市民たすけあいの会」は40年以上もの間、市民の手による福祉を作り上げる素晴らしい実践を続けてこられています。
事務局長の冨田昌吾さんには「そら」も多くのことを教わってきました。今回の危機に際して、少しでもお役に立てればと思い、ここでシェアさせていただいた次第です。
どうか支援にご協力をお願いいたします。
大きな台風が近づいてきました。
更新間隔がずいぶん空いてしまい、ごめんなさい……。
こまごまとした日常については、法人Twitterや法人Instagramでもお伝えするようにしていますし、学生スタッフのTwitterや学生ブログもありますので、そちらもどうぞご覧くださいね。
さて、子どもたちの夏休みがはじまり、昨日7月21日にサマースクールを開校しました。全10回の予定です。久しぶりに活動の様子を載せておきます。
場所はむくのきセンター、学生リーダーは池田さん(同志社女子大4)、サブリーダーは松宮さん(同志社女子大2)でした。
午前の活動は調理プログラム。オムライスを作ります。調理室。
調理室だけでは子どもたちが入りきらないので、お隣の研修室も一部活用させてもらいました。
子どもも大人もたくさんいて騒がしい中でも、イヤマフつけて、頑張っています。
にんじんの豪快な輪切りは火が通りにくいかも。
取材に来られた新聞記者さんから学生が取材を受けてました。また、記事が掲載されたらお知らせしますね。
きょうだいも参加していました。スタッフのぶんも合わせて作ってくれています。
ケチャップライスを各自が持参したタッパーやお弁当箱に移し、
玉子を乗せたら、
オムライスの完成です!
味が混ざるのを好まずに、先に玉子だけ食べてしまうのは、子どもたちあるある。
お腹いっぱい、いただきました。
お昼からは大スクリーンで短編アニメをたくさん見たり、おもちゃで遊んだりしたのですが、あまり写真が残っていませんでした……。短編をたくさんにすると、子どもたちが「見る」「見ない」をそのつど選びやすく、「自分で決める」練習にもなります。
写真はありませんが、アニメを物足らなく感じて遊びたがる子どもたちと3種類くらいのカードゲームを楽しめたのは収穫でした。全員が同じように楽しめるプログラムは少ないので、多様な遊びを準備できるように工夫していきたいです。
子どもたち18人、ボランティアスタッフ23人、職員4人の参加でした。南山城支援学校の先生も2人、お手伝いに来てくださいました。ありがとうございました。
しっかり水分補給して、酷暑を乗り切っていきましょう。学生スタッフが大学の試験期間に入るため、次回のサマースクールは8月です。
なかなか更新ができておらず、ごめんなさい。小さな法人ゆえ、まだまだ年度末からのあわただしさがおさまらずにいます。
学生と子どもたちで行う活動の様子は学生スタッフが発信してくれているので、それ以外の最近の情報を簡単にお伝えしておきます。
5月27日に「ふれあいまつり」があり、そこでボランティアグループ「そら」が社会福祉功労者として表彰を受けました。
木村要町長から学生代表代理として早川さん(同志社大3)が賞状を受け取ってくれました。学生主体のグループが地域で長年の実績を認めていただけるのは、貴重なことです。これまでに活動してきたすべての学生たちに与えられたものと言えます。
5月28日の京都新聞朝刊には、先日のカレー作りの活動も含めた紹介記事が載りました。限られた紙幅で法人全体のことを伝えるのは難しいのですが、NPOとしてのこれまでと今を少しずつ知っていただけるのではないかと思います。
ふれあいまつりのあった5月27日は、トヨタカローラさんからひとり親家庭の子どものためにプロ野球の観戦チケットがプレゼントされ、学びの広場の子どもが2人、わかさスタジアムまでオリックス×ロッテ戦を見に行ってきました。
往復の電車移動も含めて、貴重な経験となったようです。3時間の熱戦と応援に疲れつつ、とても良い顔をしてふたりとも帰ってきました。トヨタカローラさん、ありがとうございました。
子どもたちの春休みに入りました。
3月24日は障害をもつ子どもたちと学生スタッフとが活動する「スプリングスクール」の1日目。プログラムは、焼きそばづくりと弓矢づくり工作です。簡単にご報告します。
学生リーダーは上野さん(同志社女子大 現代子ども学科2)、サブリーダーは片岡さん(同志社大 心理学部2)でした。4月からはふたりとも3回生ですね。アップの写真が1枚も残っていなかったのですが、ホワイトボードの両脇に立っているのがリーダーたちです。
午前中が焼きそばづくり。野菜を切ったら、
フライパンを熱して、
焼いたら、できあがり。簡単な工程で、はずれが少なくおいしく作れるのが焼きそばのよいところです。
焼きそばと子どもと学生と(その1)。
焼きそばと子どもと学生と(その2)。
午後の最初は大スクリーンで短編アニメを見てから、
弓矢(と的)づくり工作へ。
写真入りの手順書を見ながら、進めていきました。
できた。
スタッフが事前に用意していた的も使い、実際に矢を飛ばして遊びました。
子ども14名、スタッフ21名の参加でした。保護者3名が調理の準備や後片づけなどに協力してくださいました。ありがとうございます。
なお、同志社国際高校のボランティアサービス部からこの日は2名の参加がありました。この春はスタッフの体制に十分な余裕がなかったので、感謝しています。次回も数名が参加してくれる予定です。みんなで充実したプログラムにしましょう。
【お知らせ】
学生スタッフによるTwitterがはじまりました。フォローよろしくお願いします。
3月11日は南山城支援学校生の「卒業生を祝う会」でした。
高等部の卒業式が3月9日で、小中学部の卒業式が3月14日でしたので、その間に行なわれました。場所はかしのき苑です。
簡単にご報告しておきます。
子ども、保護者、支援学校生など計120名ほどの参加でした。この数年は100名以上の参加が続いていましたが、その中でも最多と思います。
お弁当を食べながら、高等部を卒業する子を祝いました。堂々とみんなの前で話してくれる子の姿も見られて、支援学校での長い月日を思い起こさせてくれます。学齢期のあいだにはみんないろいろありました。何事もなく、この日を迎えられた親子なんていません。
子どもたちでの活動に参加できるのは3月末までとなりますが、外出支援や生活全般にわたる相談などの支援はこれからも「そら」として続けていきますので、よろしくお願いします。
さて、卒業生のお祝いと昼食を終えたら、ホールでビンゴなどして遊びます。
今年は、子どもの顔写真ビンゴにしてみました。自分の顔や友達の顔が並んでいます。
手をつないで輪になると、ホールの外周いっぱいになる規模。
最後はおなじみのパラバルーンです。
写真はありませんが、子どもたちがホールで遊ぶあいだ、保護者は広間に残り、進路のことなど情報交換をしていました。
卒業後の選択肢は数として増えたものの、子どもと家族の暮らしの多様化にはまだまだついていけていないようです。あるいは、「この条件に合わせられないならば、ほかに行けばよい」と、事業所の立場が強くなったのかもしれません。時代の変化、で済ませてばかりはいられないとも思いました。
午後からは大学を卒業するスタッフのお祝いです。今年の卒業生の進路は、小学校教諭、支援学校教諭、保育士、福祉施設職員、ゲームメーカー、大学院進学などでした。学部や学科はばらばらなのですが、子どもたちとの活動は少なからず進路選択に影響しただろうと思います。
子どもたちからお祝いのプレゼントが渡され、
スタッフからは「これからの活動に使ってください」と、キーボードやおもちゃなどがプレゼントされました。
春からの新生活をみんなが穏やかに迎えられることを願っています。社会人になってからも、気軽にまた活動に来てください(この日も、社会人スタッフがたくさん来ていました)。
ひとまずの節目として、在学中にたくさん力を貸してくれて、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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