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2005年1月 1日 (土)

Q. 具体的にボランティアは何をするのですか?

A. 障害をもつ子どもたちが工作をしたり、調理をしたり、ゲームをしたりするのを、いっしょに楽しみながら支えます。

 と答えたところで、「楽しみながら支える」って何するの?ってなるので、もうちょっと説明します。

 私たちの活動には、知的障害や自閉症の子どもの参加が多いです(というか、きょうだいを除けば、100%です)。思い切って単純化してしまえば、子どもたちは世の中のたくさんのことが「わかりにくい」ために困っています。

 たとえば、みんなでカレーを作るとしましょう。

 子どもたち全員の前で誰かが「カレーはこんなふうに作りますよー」と叫んでも、それだけではなかなか伝わりません。そこで、ボランティアはマンツーマンで子どもに寄り添いながら、写真の入った手順表をひとつひとついっしょに確認します。

 また、子どもの力だけではできないことがあれば手伝ったりもします。包丁をひとりで扱うのは小さな子どもには難しいことですし、ガスコンロに火をつけるのもできない子が多いでしょう。フライパンに手で触れてしまわないように気をつけておいたほうがいい子もいます。

 カレーを煮込む時間に何をしたらいいかわからなくて不安になる子どももいます。そんな子どもはおもちゃのある部屋に誘ってあげたり、タイマーをセットして「これが鳴ったら食べられます」と声をかけることで、見通しがもてて安心できたりします。

 できあがったカレーをスタッフもいっしょに食べるのはとても幸せな時間です。ときどき「ごはんにカレーをかけてしまうと、食べられない」という「こだわり」をもった子がいます(「自閉症」という障害ゆえの特性です)。その子には、ごはんとカレーを別々の皿によそってあげます。たったそれだけの配慮で、気持ちよく食事ができるようになります。

 また、子どもたちの中にはボランティアとの関わりそのものを楽しめる子がたくさんいます。うまく話せる子は多くありませんが、その子なりの表現方法でボランティアにたくさんのことを伝えようとしてくれます。子どもたちは自分と向き合ってくれる「おにいちゃん」「おねえちゃん」が大好きです。

 スタッフが楽しめない活動で、子どもが楽しめるはずはないと思っています。工作だって調理だって外出だってゲームだって、「いっしょに楽しむ」のが「そら」の活動です。

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