第8分科会
京都では昨日から「第8回全国子育てひろば実践交流セミナー」が行われています。全国各地から「子育てひろば」に関心をもつ人や実践家が集まり、交流したり学びを深めたりしています。
今日は二日目なのですが、分科会として京都府下の多様な「ひろば」を見学してまわる「バスツアー」が組まれています。そらの運営する「さんりんしゃ」が「第8分科会 山城南バスツアー」のコースに含まれていたので、朝から参加して案内&他ひろばを見学してきました。
第8分科会の参加申込者12名+セミナースタッフで貸切バスに乗車。市内の花園にある「花園会館」を9時に出発すると、精華町には1時間ほどで着きました。
「さんりんしゃ」を見学する参加者の皆さん。今日は親子1組だけしか来ていませんでした。日曜日なのでパパさんなどが来てくれることもちょっとだけ期待していましたが、ふだんは開いていない曜日の臨時開所だったので、自然なこととも思います。
さんりんしゃの中身はこのブログでもわかるので、他の見学先となった「ひろば」をご紹介しましょう。こちらは木津川市役所の近く。
「よっといで」という名前です。築50年の味わい深い民家を改修されています。
すでに新聞などでも繰り返し取り上げられました。一言で説明するのは難しいですが、「高齢者や子育て世代の交流スペース」「周辺住民の憩いの場」などと紹介されたりしています。先日は木津川市長を囲んでのイベントもあったとか。この日は特別に開けていただいたので、セミナー参加者で貸し切り状態。ふだんは実に老若男女さまざまな方が来られています。
とてもおいしいランチが日替わりでいただけます(要予約)。この日はおいしい手作りカレー。とても手間がかけてあって、おかわり続出でした。サラダの野菜も手作りの有機野菜。
デザートにヨーグルトババロア(スイカ付)、あんデニッシュ(焼き立て!)、コーヒー。おみやげのパンも飛ぶように売れていました。
アットホームな雰囲気にみんなすっかり和みました。いい笑顔。
満腹になり、みんな眠気に襲われつつバスに揺られ、着いたのは最後の見学地「つくるところ」@JR松井山手駅前。
NPO法人関西子ども文化協会、NPO法人プラスアーツ、京阪電鉄などが協働されています。もとはTSUTAYAだったという真っ白でキレイな建物。
左のほうにちっちゃいのがたくさん並んで見えてますが、これは子どもたちの「名札」。すごい数ですね。
「関係づくり」をコンセプトに、子どもに関連するさまざまな取り組みをされており、参加者からたくさんの質問が出ていました。思ったよりも時間がなくて、少し急ぎ足の進行にはなりましたが。
全くタイプの違う3つの「ひろば」。いろんな子育て支援のやり方がある、ということを参加者みんなで知ることができたのではないでしょうか。さまざまな形の支援があることで、さまざまな子ども・保護者が支えられる可能性も広がるのだと思います。木津川市にも先日からつどいのひろばが開設されていますし(アルプラザ木津の2階にあります)、山城南部における子育て支援の広がりを感じることができたバスツアーでした。
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。この機会に得られたものをそれぞれの今後に活かしていきましょう。
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