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2009年11月19日 (木)

山城南圏域中堅職員研修

Dvc00056

今夜は障害福祉関係の研修でした。

「山城南圏域自立支援協議会」というものがあります(長い名前ですね・・・)。すごく簡単にいうと「精華町」という単位よりもうちょっと広い「福祉圏域」という範囲で事業所が集まって、地域の障害者福祉のあり方について話し合ったりするための組織です。

そちらで、各団体の「中堅職員」向けに研修をすることになり、職員3人で参加してきました。3人の職員全員が「中堅」っていうのも妙な話ですが、だからといって今さら「新任」でもないだろう、ということで。実は中堅職員向けの研修というのは、なかなか珍しい企画です。場所は相楽デイセンター。

講師は冨田昌吾さん。寝屋川市民たすけあいの会の事務局長であり、龍谷大学の非常勤講師であり、社会福祉法人相楽福祉会の嘱託研究員でもあります。

今日は、まず前半で障害福祉の制度・政策が今のような形になってきた過程とその背景についての解説を聞き、後半では特に、サービスに適合するかどうか、という観点からニーズを把握するのではなく、ニーズから必要な支援を検討していくことの大切さを聞きました。

10年ほど前と比べれば、利用できる福祉サービスは格段に増えました。その一方で、福祉サービスに当てはまらないから、という理由で事業所が支援を断る場面も増えているように思いますし、それが当然という雰囲気も強まってきたように感じます。

支援を求めるひとつひとつの声を切実に受け止めていけるように、「そら」も十分に自戒したいと思います。なお、今日に引き続いて、12月にも2回目の研修が予定されています。

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