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2010年1月

2010年1月28日 (木)

「おもちゃがいっぱい」終了しました。

今日はかしのき苑にて、キッズいわきぱふの岩城敏之さんをお招きして、おもちゃ講座「おもちゃがいっぱい!」を行いました。毎年恒例の企画ですが、「岩城さんのお話を聞くのは今日がはじめて」という人もたくさんいて、充実した講座になりました。

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場所はかしのき苑の大ホール。交流広間を予定していたのですが、申込が多かったので、急きょ変更させていただきました。

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町広報『華創』と支援センターだよりに掲載してもらえたのは大きかったようです。当日参加も含めて、32組およそ70名ほどの親子が参加してくれました。個別の写真掲載許可を取れていないので、小さめの写真だけ載せておきます。

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岩城さんが持ってきてくれたおもちゃの一部です。ぬくもりのある木のおもちゃたちがたくさん。ホールの床いっぱいに広げて、遊びながら岩城さんのお話を聞きます。

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午前中にも他地域で講演を終えて来て下さった岩城さん。これは「オーバーアクションで読む絵本」を読み聞かせてくださった様子です。岩城さんは著作も多いのですが、今年は絵本に関する本を出される予定があるとか。楽しみです。

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こちらはドイツのジグソーパズルの紹介。キャラクターものではなく、絵柄が「工事現場」だったりするところに感心させられます。日本にはそんなの無いですよね。

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話題豊富な岩城さん。子育てについて、どんどん話は広がっていき、2時間とは思えない充実度でした。質問も活発に出ていましたし、講座が終わってからも岩城さんはママたちにしばらくつかまっていました。具体的なアドバイスをたくさんいただけたはずですので、参加してくださった方はぜひ今日からの子育てに活かしてもらえたら、とてもうれしいです。

また来年もお招きしたいと思います。岩城さん、ありがとうございました。

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2010年1月21日 (木)

2月末のレクリエーション

障害をもつ子ども向けのレクリエーションのお知らせです。

2月28日(日)に、今年度5回目のレクリエーション事業として「ちびっこひなまつり&おそめのせつぶん」を行います。精華町在住の障害をもつ子ども(幼児~高3)ならば、どなたでも参加できます。

午前中は低学年向けに「ひなまつり」企画をして、午後は高学年向けに「節分」にちなんだ企画をする予定です。

詳細は、こちらのチラシ(PDF)をご覧ください(既に登録をされているところには郵送等でもうすぐ届きます)。概要は以下のとおりです。申し込みは「そら」までどうぞ。締め切りは2月13日です。たくさんの参加をお待ちしています。

ちびっこひなまつり

年齢:幼児~小学3年
日時:2/28(日)10:30~12:30
場所:むくのきセンター
内容:紙皿おひなさまづくりなど

おそめのせつぶん

年齢:小学4年~高校3年
時間:2/28(日)14:00~16:30
場所:むくのきセンター
内容:「ぱくぱく鬼」づくり、ミニピザづくりなど

もちろん学生スタッフも大募集中です。今の時期は大学生みんな試験であっぷあっぷしているでしょうが・・・、どうぞよろしくお願いします。

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2010年1月19日 (火)

パブリックコメントが募集されています。

以前にも少し書いたことがあるとおり、精華町では「次世代育成支援計画(後期計画)」の策定中です。その「パブリックコメント」募集が今日からはじまりました。

要するに「子どもと子育てを地域社会が支えていくために必要なものについて、住民の皆さんのご意見お寄せください」ということです。

既に計画の「素案」ができており、それに対してコメントができるようになっています。

精華町児童育成計画・次世代育成支援後期行動計画(素案)へのご意見募集(パブリックコメント)

子どものこと、子育てのことで切実な悩みを抱えている方たちならば、一読して、きっとたくさん付け加えてほしいことがあるのではないかと思われます。

「たかが計画」と思うのは、よくありません。この計画ができれば、向こうしばらく精華町の子どもに関わる施策は、計画に従って進められます。後になって、「こんなことで困っている」と言っても、そんなに簡単に新しい施策が生み出せるわけではありません。必要なものが、ここで「計画」の中にはっきり書き込んでもらえるかどうかは、とてもとても大切です。

もちろん障害をもつ子どもやその子育てに関することも含まれますし、「素案」の中には関連する内容も既に書かれています。でも、きっと「こういう支援が必要なのに、書かれていない!」ということが、たくさんあるはずです。思うところがある人は、ぜひ一読して、コメントを寄せることをオススメします。

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2010年1月17日 (日)

南区とんどまつり

今日は、そら事務所や「わけわけ」がある南区の「とんどまつり」でした。学生を含むスタッフ数名がお手伝いをさせてもらってきました。

ブログ更新担当者は他の仕事だったため、預かった写真を公開するだけになってしまいますが・・・、以下のような様子だったようです。

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震度7体験。

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ペットボトルのすごいおもちゃがあったようです。

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配膳のお手伝いなどをさせていただくだけでなく、お祭りそのものも楽しませていただきました(お腹いっぱい食べさせてもらったとか)。南区の皆さま、ありがとうございました。

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2010年1月14日 (木)

いわきさんがやってきます!

毎年、3月に実施していたさんりんしゃ「おもちゃ」講座。年度末のあわただしい時期を避けたほうがより多くの人に参加していただけるのではないか、と考えて、今年は1月に行うこととなりました!

もちろん講師は「キッズいわき ぱふ」の岩城敏之さんです。全国をとびまわり多忙を極める岩城さんが、精華町に来て下さいます。おもちゃのこと、子育てのことについて、今回も目からウロコのお話がたくさん聞けるに違いありません。

すでに町の広報『華創』や『支援センターだより」にも案内が掲載されてます。申込が必要のように書いてますが、当日いきなりの参加でもOKです(会場を確定するのに、およその人数を把握したかっただけなのです)。

たくさんの参加をお待ちしています。

いわきさんのおもちゃ講座
    ”おもちゃがいっぱい”

日時 1月28日(木) 13:30~15:30

場所 地域福祉センターかしのき苑
     1階交流広間

講師 岩城敏之さん
    (キッズいわき ぱふ代表)

参加費 無料

主催 NPO法人そら さんりんしゃ

※講座チラシは→こちら(PDF)

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2010年1月 5日 (火)

ウィンタースクール4日目

今日は、精華町ウィンタースクールの4日目。この冬休みの間の障害をもつ子どもたち向けの活動としては、最終日でした。今週末からは学校もはじまります。

今日は凧づくり、凧あげ、初詣、ホットケーキづくり、という、けっこうな過密スケジュール。はたして子どもたちは全てのプログラムに機嫌よく参加してくれるのでしょうか?

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活動場所は南山城養護学校でした。今日は体育館からのスタートです。学生リーダーは小林さん(同志社女子大3)、サブリーダーは伊藤くん(同志社大3)。

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凧づくりの工作は2部屋に分かれます。こちらは図書室。

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こちらは音楽室。子ども20人ともなると、どうがんばっても1部屋では無理なのです。部屋をたくさん貸していただいて、南山城養護学校には本当に感謝感謝です。

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ビニールははさみで切りにくいし、少し難易度高めの工作ですが、絵を描くのはみんな楽しめます。

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半透明のビニールにはマジックが映えますね。

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手もとにカメラが無かったため、とっさに携帯で撮った一枚。思いもよらなかった子どもどうしの共同作業です。シールを渡して、もらって、貼っていました。

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完成した凧はグランドで飛ばします。今日は凧あげにぴったりの強風で、ただ立っているだけでもすごい手ごたえ。しばしば手を離してしまった凧がグランドを転々としていました。

この後、部屋に戻って、お昼ごはん。子どもたちはおいしいお弁当を食べて、元気を蓄えます。

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午後は学校を離れて初詣へ。行き先はすぐ近くの新殿神社(アルプラザ木津横)です。

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鳥居をくぐって林を抜けていき、

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参拝。多くの子どもには「初詣」ってわかりにくく、ほとんど散歩の延長ですが、ちゃんとお賽銭も入れてきました。今年がよい年でありますように。

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初詣から帰ると、今度はおやつにホットケーキづくり。学校でもよくやっている調理なので、子どもたちにもおなじみです。

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いつものごとく写真入りの手順表を確認しながら、進めていきます。

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スタッフに食べさせて、この後ニヤリ。

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そして、いつも最高に手の込んだ工作をつくる彼が「写真を撮ってほしい」とアピールしていると聞き、撮影に行ったら、ホットケーキはものすごく普通でした・・・。

この後、体育館でパラバルーンをして、ウィンタースクール09-10は幕を閉じました。無事に全日程を終えることができたのは、関係機関、学生ボランティアスタッフ、子どものお母さんなど、多くの方たちの支えがあってこそです。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

なお、今日は学生スタッフが3名、カゼで休みました。これからまたカゼが流行り始めるのかもしれません。どうぞ子どもたちもスタッフも体調管理に気をつけて、残りの冬休みをお過ごしください。

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2010年1月 4日 (月)

ウィンタースクール3日目

年をまたいでしまいましたが、12月29日の「精華町ウィンタースクール」の模様をお届けします。年末の更新時は失敗して入力した文章も写真もすべて消えてしまったので、今度こそちゃんとアップロードできるとよいのですが・・・(原因は写真を添付しすぎたためと思われます)。

この日のプログラムは「ボーリング&カラオケ」でした。この冬の活動では唯一の電車に乗ってのお出かけです。窓口での切符の購入に手間取ってしまったため、朝の様子は写真に撮れていません・・・。

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そんなわけでいきなりボーリング場の写真からはじまります。場所は新田辺駅前のマスターズボウル。

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みんながあんなに重たいボールに指を入れて投げられるわけではありません(よく考えてみれば、ものすごく高度な動作です)。昔から、ボーリングのときは写真のような「発射台」を自前で用意してきました。

しかし、

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最近ではボーリング場にもこんなかわいい台が用意されるようになってきました。小さな子どものために作られたものでしょうが、障害をもつ子どもたちにも役立ちます。

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1ゲームが終わると、ジュースで休憩です。瓶入りのジュースはなぜかとてもおいしそう。

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ボーリングをするときには、これも欠かせません。手もとで投球回数が確認できる表とシールです。

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あとどのぐらい投げたら終わるのか、を確認しながら投げることができます。見通しのもてないことが負担になる子どもが多いので、小さな工夫ですが、大事なツールです。

一方で、この日の反省会では「シールを貼ることが目的になってしまい、ボーリングそのものを楽しめてなかった」という反省が出ていました。大事な気づきですね。「ピンが倒れてうれしい」っていう感情は、自然と得られるものではありませんから。スタッフの動き方が問われます。

ボーリングが終わったところから、田辺周辺で昼食です。

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おなじみのファーストフードとか、

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おなじみのファミレスとか、

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おなじみのフードコートとか。みんな好きなものを好きなところに食べに行きました。食後のコースは選択制で、二手に分かれます。

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「散策」組は、近くの公園などで遊びました。

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「カラオケ」組は、新田辺駅前のカラオケジョイにて、熱唱(?)しました。

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年末はどこも人でいっぱいじゃないかと心配しましたが、思ったより動きやすくてよかったです。

こうして09年最後のスクール活動は幕を閉じたのですが、活動終了後、

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大学卒業を控えた4回生スタッフの福田くんが、これから実家に帰ってしまい、3月の卒業祝いイベントには参加できないとのことで、ちょっとした謝恩の場を設けました。

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1回生のときから、長きにわたってがんばってくれました。後輩スタッフに向けたあいさつも、これからの「そら」への気持ちが込められたもので、みんなでしっかりと受け止めていきたいと思います。

大学は卒業しても、「そら」のスタッフに卒業はありません。だから、いつでもまた活動に来て下さい。帰ることのできる場所はたくさんあったほうがいい、はずです。

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2010年1月 2日 (土)

年賀状

毎年のことですが、「そら」では子どもたち・家族やスタッフへの年賀状を送っておりません。送ろうとするとかなりの数に及んでしまうため、メールや口頭でのごあいさつに代えさせていただいています。

ただ、例外的に一部の関係機関などに送るための年賀状は作成しています。そこには子どもたちの写真を使っているため、ご家族から掲載許可などをいただきました。掲載許可をもらっておきながら、お見せしないのはよくないので、ここに掲載しておきます。

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こんな小虎たちがいっぱいのデザインにしてみました・・・。

これを見た複数の学生スタッフから「欲しい!」という声があがったので、PDFでダウンロードできるようにしました。欲しい人はどうぞ各個人でプリントアウトしてください。実物は上の写真よりも鮮明でかわいいですよ。

そら年賀状2010をダウンロード(PDFファイル)

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2010年1月 1日 (金)

年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。

新しい年を、反省からはじめたいと思います。昨年の「そら」は、1年間でどんなふうに成長したでしょうか。

新しい事業をはじめることはありませんでした。大きなイベントもしていません。子どもたちや家族の暮らしを地道に支えることを淡々と続けてきただけ、で1年が過ぎていきました。

その価値を自ら貶める必要はないはずですが、現状維持でいいとも思えません。5年後、10年後の「そら」をどんなふうに思い描くのか。変わりゆく日本、変わりゆく精華町にどんなふうに対応していかねばならないのか。課題は山積しています。

その意味で言えば、現状維持できているというのも思い込みかもしれません。昨年の今ごろよりも、潜在的な課題は増えた気がします。今は見えていない課題でも、いずれは顔を出すでしょう。

政権も変わりました。子育て支援であれ、障害者福祉であれ、大きな変化の波に無縁であり続けられることはなさそうです。これから何がどう変わるのか、誰にもわかりません。

未来が誰にもわからない中で、私たちは「何が起きても大丈夫」な「そら」を作りあげていけるかどうかを問われています。

厳しい時代の中で、自分以外の誰かの生活を思いやるだけの余裕をもつ人々は減っていくのでしょうか。それとも、そんな時代だからこそ、誰かのためにできることを考えようとする人々が増えていくのでしょうか。

私たちは後者のほうに希望を抱きたいと思います。今年は、少し新しいことを始めていく予定です。これまで以上に多くの支援者と出会い、その力を子どもたちや家族のために結集できるよう尽力して参ります。

本年も、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

理事長 地主明広

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