卒業
報告が遅れましたが、さる3月6日、「卒業生を送る会」が行われました。南山城養護学校(この4月から南山城支援学校に名前が変わります)の卒業を祝う集まりです。
子どもの卒業とともに、学生スタッフの卒業もあるのがこの季節。今年も感動の企画となりました。
場所はかしのき苑の交流広間。大きな和室に人がびっしりです。
親の会手づくりの横断幕。昨年これを作ったのは、今年の卒業生のお母さんらしいですが・・・。みんなで昼食をとりながら、企画を進めていきます。
今回は卒業生の写真多めでお送りします。彼とは中学校から6年の関わりとなりました。楽しめるものや話題が豊富で、スタッフをたくさん楽しませてくれました。
彼は小1から12年。本当に大きくなりました。小1のときからは想像できない落ち着きっぷり。12年の間に彼と関わった学生スタッフは100人を超えるかもしれません。
養護学校の先生も来てくださり、メッセージも読み上げられました。
在校生からのプレゼント。
彼には車いすや毛布とおそろいのゼブラ柄クッション。すっかりシマウマ。
食事を終えたところで、子どもたちは部屋を変えてビンゴゲーム。その頃、先ほどの和室では、
卒業生のお母さんを囲んで、お母さんどうしで最後の懇談がもたれていました。私たちスタッフは加わっていませんが、子どもとともに長年にわたって活動と関わってきたお母さんから大切な話を聞いてもらえたのではないかと想像します。
そして、和室に戻って、デザートなど食べながら、今度は卒業スタッフを送る企画に移っていきます。今年も4回生がたくさん卒業していきます。それぞれに活動に抱いてきた気持ちをたくさん話してくれました。このあたりから涙の多い展開となっていきます。
子どものお母さんから、社会へ出ていく学生に向けた絵本の読み聞かせ。希望も不安もたくさんある卒業生に、大切なことを教えてくれました。
子どもたちから卒業スタッフへのプレゼント。そして、
仲良しきょうだいコンビもスタッフに言葉をくれました。学生たちがよき「おにいちゃん・おねえちゃん」として活動できていたことがわかるメッセージでした。このあたりにくると、みんな泣きっぱなしです。
最後は、みんなで卒業する2人へメッセージカードを送りました。山のように積もっていくお祝いと感謝のメッセージ。
こんなにたくさんの子ども、親、スタッフで卒業を祝えるのは、京都府ひろしと言えども、今や精華町だけだと確信しています。同じ地域の中でのつながりを大事にしながら、お母さんたちと学生たちがいっしょに作り上げてきた長年の成果です。みんなで胸を張りたい。
花道を抜けて、社会に旅立っていく卒業生、卒業スタッフに幸あれ! 子どもはスタッフに支えられ、スタッフもまた子どもたちに支えられているのです。みんな本当にありがとう。
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