5月はカレー(その1)
毎年、5月の週末には2回、支援学校生親の会といっしょに集団での活動企画を組んでいます。
子どもたちの週末を豊かにするのももちろんですが、この4月から新たに「ボランティアとして活動したい!」と思ってくれた新人学生スタッフにとって、最初の活動の場でもあります。
そんなわけで、「定番」である「カレーづくり」を中心とした活動を、この数年は続けています。以下では、5月8日(日)に行われた活動の模様をご報告します。
場所はかしのき苑。子どもたちが来るよりも前に、スタッフは活動の準備を整えます。いつもならば、調理の準備とか工作の準備で終わるのですが、この日は新人スタッフが多かったため、アイスブレーキング(=緊張した心をときほぐす)ゲームなどをしました。
そして、子どもたちがやってきます。朝の会で名前を呼んだり、一日のスケジュールを説明した後、今日はカレーの歌を歌ったりして、「これからカレーを作るぞ」ムードを盛り上げていきます。ちなみに、いつも学生スタッフが企画・進行をつとめる「そら」の活動ですが、5月の活動だけは職員プロデュース。学生スタッフには、じっくりと子どもと関わってもらうようにしてます。
調理室に移動して、カレーづくりスタート。内容としてはわかりやすいカレーづくりですが、かたい野菜を切るのは、なかなか大変です。
きょうだいも参加。彼女たちにとっては、カレーぐらい楽勝かもしれません。
カレーづくりよりも、お水が楽しい。
完成! 必要な皿の枚数が膨大になるのを防ぐため、みんなタッパーなど持参です。材料の買い出し時に「牛肉って高いんだね・・・」というスタッフの気づきが得られるビーフカレー。
おいしくいただきました。
午後からは部屋を変えて、工作です。
やけに楽しそうな野郎ども。
紙パックを使って、何を作っているのかと言いますと、
呼び名は「ひっぱれ!びっくりばこ」。パックの横から出ているヒモを引っ張ると、上からキャラクターやメッセージが飛び出してきます。
この日は「母の日」。カーネーションをあしらったり、メッセージをつけたり、お母さんへの感謝を込めたびっくり箱がたくさんできました。
子どもたちが12人、学生スタッフ29名(うち新人11名、見学3名)、職員3名というかなりの規模の活動でした(南山城支援学校からも2名の先生が来て下さいました)。皆さん、おつかれさまでした。子どもたちにはこの日か5月22日の活動を選んでもらっています。22日の活動の様子は、また次回更新で。
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