サマースクール9日目(キャンプ)その2
前回の更新に引き続きのサマーキャンプ報告、その2です。
不安定な天候の中で大量の焼きそばを作り終え、いよいよバーベキュー。しかし、持参した炭を使いきってしまい、次第に火も弱まってきました。肉も野菜もなかなか焼けてくれません・・・。
猛ダッシュで炭を購入に行き、追加投入。売店が閉まる前でよかったです(売っていることも事前には確認してなかったので、冷や汗をかきました)。他団体がガスコンロをもちこんでいるのを見かけましたが、緊急事態には確かに役立つかもしれません(野外キャンプとしては反則でしょうが・・・)。
肉とマシュマロとししゃも。マシュマロは子どもたちに大人気です。ししゃもは某職員が食べたかっただけです。そして、お肉は支援学校生OBのご家族がやっているお肉屋さんのもの。とても美味しいお肉でした。ありがとうございました。
食事は終了。雨は降り続いており、キャンプファイアーは困難なため、「キャンドルファイアー」に変更です。
雨に備えて、ちゃんと準備もできていました。
「火の神」登場。
キャンドルに火を灯してまわります。
あたりはもう真っ暗です。火の大切さがわかります。
子どもたちが火に感謝することばを読みあげてくれました。大切なことも少し考えることのできた時間だったと思います。
「日帰り」組は、ここで活動を終え、帰宅しました。ここからは「宿泊組」の様子です。
炊事棟を離れ、宿泊施設へ移動した子どもたちは急いで入浴を終え、就寝しました。このあたりの写真はあんまり撮れていません。お風呂もお部屋もとてもきれいで快適でした。
なかなか寝ない子がいるのは、毎年恒例です。
子どもたちが寝静まってからも、スタッフの活動は続きます。まずはその日の活動を全員で振り返りました。その後、お菓子やら飲みものやらバーベキューの残りやらがたくさん出て、このままだと宴がはじまりそうです。しかし、この時間を有意義に使いたいと職員たちは思っていました。
「みんなどうして『そら』の活動に参加しているの?」という投げかけから、スタッフも保護者もいっしょに語り合いました。活動の歴史、スタッフの思い、親の思い。眠い目をこすりながら深夜3時まで続いた語らいの中で、互いの知らなかった一面や活動の奥深さを知ることができました。近年のキャンプの深夜企画では最も充実していたのではないでしょうか。
そして、やや寝不足のまま、朝。二日目は快晴です。
着替えや洗面などを終えて、まずは食堂で朝食。純和食でした。
食後、チェックアウトまでの時間は屋内で遊びます。魚釣り。
こんなちっちゃなジェンガがありました。
そして、二日目のメイン企画ともいうべき「スタンプラリー」の開始です。
キャンプ場内のチェックポイントをまわり、ゲームをしながらスタンプをもらっていきます。
宝探しゲーム。宝は手前の紙コップの中に隠されているのですが、これを見つけるのは難しい・・・。
スタンプをすべて獲得した子は「すいか交換券」をゲット。
クーラーボックスの中でしっかり冷やし続けていたすいか。晴れた空の下だと、特にあざやかに見えます。
とても甘いスイカでした。おいしくいただきました。
スイカの後はシャボン玉をしたり、
野球っぽいことをしたりして、それぞれ自由に遊びました。
二日目の朝にキャンプ場を離れた子たちもいたので、最後の集合写真はこのぐらいの人数です。二日間を通じてみれば、8家族(保護者10人、子ども16人)と学生スタッフ15人、職員3人の参加でした。皆さん、おつかれさまでした。
泊まりがけの活動への参加は、子どもたちや家族にとってハードルが高くなりがちです。来年度以降も、みんなに参加しやすい形を考えていきたいと思います。どうぞご意見ください。
夏休みもあと一週間となりました。それでもまだまだサマースクールは続きます。今日(8月24日)も活動があったのですが、またその様子はご報告します。
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