精華町ウィンタースクール1日目
子どもたちの冬休みがはじまり、精華町ウィンタースクールの季節がやってきました。障害をもつ子どもたちが寒さにも負けず、たくさん参加してくれます。
昨日はその初日でした。写真とともにご報告します。
場所はむくのきセンター。学生リーダーは千葉くん(同志社大2)、サブリーダーは中田さん(同志社女子大2)です。
今日のスケジュールは調理&工作&音楽会。
まずは昼食づくりから。メニューは焼きそばです。
手順表を見ながら、調理を進めていきます。焼きそばは「切る」→「炒める」でできるので、わかりやすいですね。特に「切る」はわかりやすい。はじまりと終わりがはっきりしていますから。
ボウルの中には何があるのでしょう。
炒める工程へ。どのぐらい炒めればいいかは多くの子どもにとって難しい判断です。学生スタッフの支援も受けつつ、
ソースのにおいが香ばしい焼きそばの完成です。
仲良しきょうだいコンビはこの日ものびのび楽しんでいました。最近の流行りものなど、学生スタッフにいろいろと話題提供してくれていました。
食事が終わると、午後のプログラムまで休憩です。先ほども登場した彼ですが、面白い写真だったので、もう1枚掲載します。段ボールにすっぽり。
こちらはお気に入りの絵と同じものを描くように求められているスタッフ。画才がないと、なかなか大変です。
ここからは午後のプログラム。カレンダーと年賀状を作る活動は、ウィンタースクールの恒例です。
子どもの特徴に合わせて、いろいろな道具や材料を使っていきます。
想像力だけでこんなふうにたくさんの絵が描ける子もいますが、見本やガイドが必要な子どもはやっぱり多いです。
絵が苦手なら、シールを貼って「2012」と形づくるのもひとつのやり方。
これは、来年の暦。切り取り線に沿って12枚に切り離し、台紙に貼り付けていくのですが、はさみといっしょに渡しても、そのまま突き返されてしまい…、スタッフが見本として数枚を切ってみてもやはり突き返されてしまい…、
裏返し、真っ白な面に切り取り線を書いて渡したところ、今度はすんなり切ってくれました。どこを切っていいのか、わかりにくくて、自信がもてなかったのですね。
できあがったたくさんのカレンダー。いくつかはお世話になっている関係機関にお配りしています。使っていただけると、よいのですが。
工作の後は、音楽会。クリスマスソングをみんなで歌いましたが、途中に「マル・マル・モリ・モリ」。ひとりだけバッチリ踊れる子がいました。この歌はやはりダンス付きでないと、盛り上がりません。よかった。
そして、最後はパラバルーン。いつもより少し狭いスペースでしたが、十分に楽しめました。
終わりの会では、きょうだいコンビが子どもたちの作品紹介をしてくれました。いつものことながら、学生スタッフ並みの働き。大したものです。
最後はとてもよく撮れた笑顔の写真2連発です。
子どもたちの参加は16人。学生スタッフは19人、職員は4人の参加でした。南山城支援学校から2人の先生が来てくださいました。ありがとうございました。
次回は、12月26日。年内最後のスクール活動になります。どうぞお楽しみに。
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