卒業生を祝う会をしました。
卒業の季節です。さる3月4日(日)に、南山城支援学校の卒業生を祝う会を、支援学校生親の会といっしょに催しました。また、卒業するのは子どもたちだけではなく、学生ボランティアスタッフも4回生は大学を卒業していきます。その「大学の」卒業(「そらの」ではなく)も祝いました。
場所は、かしのき苑の交流広間です。この日の活動は親子参加。卒業生たちのために、たくさんの家族とスタッフが参加しました。
ホワイトボードに貼られたプログラム。こうした行事のプログラムはなかなか難しいです。「お話を聞く」という時間がどうしても長くなるので、工夫が必要になります。
「ご卒業おめでとうございます」がくるくると登場して、はじまりました。
この日はお昼前からの開始で、すぐにお弁当を食べ始めます。食べながら、前半のプログラムは進められていきました。
支援学校の先生から思い出の詰まったメッセージをいただき、
親の会のお母さんたちからもメッセージが送られました。
子どもの卒業とともに「支援学校生親の会」から親もまた卒業します。子どもへのメッセージはもちろん、いっしょに活動をしてきたお母さんへのメッセージも送られました。
シャッターチャンスをちょっと逃してしまいましたが、在校生から卒業生へのプレゼント贈呈です。 中には何が入っているかというと、
折りたたみ傘です。「雨の日も雪の日もおしごとがんばってください」という思いが込められています。高等部からの卒業生は3名。みんな精華町内や木津川市で通所先が決まりました。
忘れてならないのは、高等部だけでなく、小学部中学部からの卒業もあるということです。学年はみんなひとつ上がりますが、学部が変わることの重みはあります。
小中学部の卒業生もそれぞれに子ども自身が個性あふれるあいさつをしてくれました。
さて、ここで子どもたちの卒業祝いは一段落。部屋を移って、子どもとスタッフだけで少し活動します。
このパートの進行役は口野さんと槙野さん(ともに同志社女子大2)でした。
まずはビンゴゲーム。すべてキャラクターで埋めつくされています。
子どもたちにキャラクターの絵を引いてもらって、前に貼りだしました。あとはマッチングですね。
列がそろったら、お菓子をゲットです。ちなみにビンゴのあとは、みんなで歌を数曲歌いました。
子どもたちがそんなふうに別室で活動している間、先ほどの広間では保護者の懇談がもたれていました。卒業するにあたって、卒業生の保護者と在校生の保護者とで、ゆっくりとそれぞれの思いを語らってもらえていたら幸いです。
そして、子どもたちもまた戻ってきて、おやつを食べながら後半の開始です。
後半は、大学卒業するスタッフのお祝いがメインとなります。
子どもたちからのプレゼント贈呈(手前の子の身長が高すぎて、奥のほうの子どもが見えてませんが)。
この日に参加してもらえた卒業生スタッフはみんな長年活動してくれた学生ばかり。これからもまた顔を見せてくれたらとは思っていますが、でも節目として感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。みんな子どもたちのことを深く想い、熱心な関わりをもてるスタッフばかりでした。そんな彼ら彼女らの社会人としての未来はきっと明るいものになるはずです。
掲載許可を一部とれていないので少しぼかしましたが、こんなにたくさんで卒業を祝える地域はあまりないと思います。精華町の親の会は本当に素晴らしいです。
最後は卒業生の彼のショットで締めくくります。子ども、保護者、学生スタッフ、支援学校の先生、合わせて65人ぐらいの参加がありました。ありがとうございました。
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