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2012年5月

2012年5月27日 (日)

それいけ!こいのぼり!

今日は障害をもつ子ども向けのレクリエーション「それいけ!こいのぼり」の活動日でした。今年度のレクリエーション事業第1回目です。

「端午の節句」には3週間遅れてしまいましたが、たくさんの子どもたちが楽しんでくれました。活動の様子を写真とともにご報告します。

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場所はむくのきセンターでした。午前と午後の二部制で、午前は幼児~小学3年生の参加。学生リーダーは口野さん(同志社女子大3)、サブリーダーは松田さん(同志社女子大3)です。

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まずは工作から。牛乳パックを使った「こいのぼり釣り」を作ります。

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今年度から初参加の子どももいました。新しい出会いにスタッフのテンションも高まります。

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これが釣り竿で、

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これが鯉のぼり。輪っかを口のところに引っ掛けると、釣り上げられます。

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大学1回生の新しいスタッフも多い日でしたが、子どもの中にも新1年生がたくさん。

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おやつタイムをはさんで、多目的ホールでマルモリダンス。ドラマが終わってかなりの時間が経っても、まだまだ使えます。

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そして、アンパンマン体操も。

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締めはいつものようにパラバルーンで。

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午前は子どもたちが18人、学生スタッフが33人(うち初参加8人)、職員2人の参加でした。

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ここから午後の部です。参加する子どもたちは小学4年生以上になります。学生リーダーは槙野さん(同志社女子大3)、サブリーダーは小倉さん(帝塚山大2)。

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午後は参加人数が多いため、2つのグループに分けて、部屋を入れ替わるように活動しました。去年までは午前のほうがいつも多かったのですが…。数人の子どもが小学4年生に進級したためです。

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グループによって順序は違いますが、午後の内容は工作と調理。工作は午前と同じ「こいのぼり釣り」だけでなく、もうひとつ作りました。

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色画用紙を切って、貼って、絵を描いて、

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こいのぼり帽子に。

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「こいのぼり釣り」も持ちながらの撮影。

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かぶるのを嫌がらない子どもが思ったよりも多く、良い写真がたくさん撮れました。

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完成品たち。

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調理の内容はというと「ミニピザ」づくり。3種類もピザを作ります。

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ピザといっても、ギョーザの皮2枚に水をつけて貼り合わせたものが生地になります。これが焼けると、パリパリでとっても美味しい。

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手順表を見ながら、具材を上に乗せていきます。

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子どもによって好みは様々ですので、「ミニピザなんてピザとは認めない」という子は材料持参で通常サイズのピザを普通に作ってみたり、

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「私はピザなんて食べられない」という子は小麦粉ねんどで遊んでみたり、

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「僕、ピザなんていりません」という子は別室でくつろいだりしました。

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焼く前の3種のピザはこんな感じ。子どもから「ブログにのせてくれ」と言われたので、ちゃんとのせてみました。

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ホットプレートで焼き上げて、子どもたちはおいしくいただきました(今日はスタッフ分を作らなかったので、少しスタッフがうらめしそうでした)。

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最後はいつものごとくパラバルーンです。

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午後は子どもたち24人、学生スタッフ32人(うち初参加8人)、職員2人の参加でした。

なお、詳細は省きますが、今日は終盤に少しばたばたとして、お迎えに来た保護者の皆さん(と子どもたち)に一時「待機」のご協力をお願いした部分がありました。「その後」を心配してくださっている方がおられるかもしれないのでお伝えしておきますと、おかげさまで予定よりも30分遅れながら終わりの会をすることができ、子どもはすっきりと活動を終えることができました。

保護者の方々もまた子どもたちの様々な状態を互いに思いやりながら活動に参加してくださっていることが改めて実感でき、とてもうれしかったです。皆さん、ありがとうございました。

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2012年5月26日 (土)

「せいかまちづくり交流フォーラム」に参加してきました

今日は、けいはんなプラザにて「せいかまちづくり交流フォーラム」がありました。

昨年度、精華町では「総合計画」の策定にあたって「まちづくりを考える100人の集い」という企画が5回ほど組まれ、「精華町のまちづくりについて考えたい」という個人や団体が、ワークショップやまち歩きなどを通じて、精華町の未来図を描くための議論を重ねてきました。今回は、その報告も兼ねたまちづくり交流イベントです。

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少し前から町内のあちこちにポスターが貼られていました。第1部が基調講演と「100人の集い」の活動報告、第2部が各種団体の交流大会、というプログラムです。

「そら」は、代表が「100人の集い」にもずっと出席していたのですが、今日はスケジュールが合わず、交流大会でのパネル展示のみを他職員にお願いしてありました。ところが、今日になって急きょ代表の予定が変わったため、第1部の開始直後から参加してきました。

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第1部の写真は撮影するタイミングがなく、これは終了後に場所だけ撮ったものです。座席はほとんど埋まっており、たぶん100人以上は参加があったのではないかと思われます(きちんと数えたわけではないので、正確な数はわかりません)。京都府立大の宗田教授の講演、「100人の集い」の活動報告、同志社大の今川教授からのコメントなどがありました。

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第2部は、交流大会。パネル展示をしたのが23団体。「1分間アピールタイム」というのがあり、アピールを希望する団体は活動内容などをみんなの前で発表できるのですが、事前に事務局サイドから打診を受けていた「そら」は、本当に出席できるかどうかも微妙だったので、アピールをお断りしたはずでした(たぶん)。

ところが、

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パネル出展番号1番から17番の団体が「1分間アピール」をすることになっているとのこと。第1部の終了時に「アピールタイムは1番の『NPO法人そら』さんから始めます」とみんなの前で言われた以上、ここで断るのもどうかと思い、皆さんの前で簡単な団体の紹介をさせていただきました。結果的には、日常ではあまり関わりのない町民の皆さんにも活動を知っていただける機会となり、よかったです(時間が来るとベルが鳴らされる環境で話すのは久しぶりでした・・・)。

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ちなみに「そら」の展示パネルはこんな感じ。隣が社会福祉協議会さんで、明らかに装飾では負けてましたが、iPadで活動写真のスライドショーを流してみました。少しは参加者の目に留まったのではないかと思います。

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木村要町長も来ておられ、急きょあいさつをお願いされていました。

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それから「100人のつどい」の内容を伝えるパネルや、

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精華町のまちづくりに対して、有識者から寄せられたコメントも掲示されていました。他にも町内の小学生が描いた「未来の精華町」の絵画作品が展示、上映されるなどされていました。

何より、精華町のまちづくりに熱意をもった人たちがたくさん参加して、活発にコミュニケーションを図れていたのがよかったと思います。皆さん、おつかれさまでした。

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2012年5月24日 (木)

「就学」に向けて

今週から「発達支援ルームこねっく」では、24年度のプログラムが開始されています。

子どもたちへの療育はもちろんですが、今日は年長児の保護者向けに「就学」に向けてのスケジュールやお母さんたちにできる準備について説明会をさせていただきました。計9名の保護者が参加してくれました。

今日は特に「ことばの教室」についての説明を長めにしました。昨年度から川西小学校の中に設置されています。普通学級に就学した子どもたちが、個別性の高い「通級指導」を受けられる場所であり、保護者が相談に乗ってもらえる場所でもあります。

精華町内で就学後も引き続いて子どもや保護者の力になってくれる貴重な場所ですので、この年長児さんの時期から上手に活用していくことができたら、と思います。

また、就学について保護者にできる情報収集の方法として、小学校への見学や懇談、オープンスクール、夏季地域学校、「ピュアいちご」などについても説明をしました。待っているだけだとなかなか情報が入ってこない可能性もあります。これから年末にかけて学校について見聞きする機会を増やしていけるとよいのではないかと思います。

ちなみに南山城支援学校は来月に学校見学会が予定されています。こんなふうに学校の側で設定してくれた機会もうまく活かしていきたいですね。

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2012年5月21日 (月)

いちご狩り&BBQ

いつも子どもたちの活動の様子を載せているこのブログですが、今回の更新は違います。春は新人学生スタッフがたくさんやってくる季節。

さる5月13日、学生スタッフたち(と一部の職員)で「いちご狩り&バーベキュー」に行ってきました。基本的にスタッフの新歓イベントですので、子どもたちは全く出てきません。でも、こうした活動の様子を見て「そら」に関心をもってくれる学生がいるかもしれませんので、簡単に報告しておきたいと思います。

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場所は、精華町にある川西観光いちご園です。精華町は「いちご」が特産。地域のことを知ってもらい、おいしいものも食べられる、という新歓にはもってこいの企画。

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お天気にも恵まれ、いちご狩り日和となりました。

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女子会的イメージが強くなりがちないちご狩りですが、野郎どももちゃんと楽しんでいるようです。

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いちご狩りの後は、レストハウスでのバーベキュー。

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全テーブルの様子をお伝えしたいですが、この日の参加者は全部で34名(うち4月以降からのスタッフ9名)。そうもいかないので2テーブルだけ。

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おいしい食事をとりながら、お互いのことをよく知ることができました。

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こうして深まった仲が、子どもたちの支援をしていく上で活かされていけば、と思います。5月末にも子どもたちの活動がありますし、サマースクールの企画会議もはじまっています。2012年度の「そら」学生スタッフにもどうぞご期待ください。

なお、学生ボランティアスタッフの募集は年間を通じていつでも行なっています。夏休みを機に参加する学生もいますし、2回生3回生から活動をはじめた学生もいます。活動に興味をもった学生は、どうぞいつでも気軽に「そら」まで連絡をください。きっと学生時代にしかできない貴重な経験と出会いにあふれた活動になるはずです。

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2012年5月20日 (日)

ふれあいまつり

今日は「精華町ふれあいまつり」の日でした。

町民にはよく知られているのではないかと思いますが、地域福祉センターかしのき苑で行われる年に1回のイベントです。福祉関係の団体などが実行委員会を結成して、多くのボランティアによって催されます。「福祉の輪」を町全体に広げていこう、というのが目的です。

「そら」もいろいろと関わってきました。特に関わりのあった部分を中心に、ご報告しておきます。

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まず、展示スペースには子どもたちの作品や写真など盛りだくさんに紹介してみました。なかなか華やかです。

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祭りのお手伝いには、学生スタッフ6名と職員2名が参加してきました。今日は女子率100%です。

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任されたのは外にあるキッズコーナー。輪投げとか、

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スーパーボールすくいとか、

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わたがしとか、お祭りらしいお店を担当してきました。こうしたお祭りで若いスタッフがたくさん活動しているのは、地域の子どもたちにとっても新鮮だったはず。

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支援学校に通う子どものお母さんたちも、ホールで子どもたちの作品展示や手作り品の販売などをしていました。これもまた毎年恒例の姿です。

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ちなみにその横では鉄道模型(Nゲージ)の展示があり、

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外では田辺高校鉄道研究部がミニ鉄道を運行させていました。今年は電車好きの子どもに魅力的なプログラムが多かったです。

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また、「いちごくん」をはじめとして、精華町の誇るゆるキャラたちも勢揃いしており、子どもたちとよく遊んでいる様子も見られました。

ちなみに、写真はないのですが、今日は「さんりんしゃ」も開放しており、少し大きくなった子どもたちが遊びに来てくれました。懐かしい顔に出会えたのもよかったです。

おまつりを支える側の関係者の皆さんにも、来てくださった親子にも、感謝したいと思います。ありがとうございました。

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2012年5月16日 (水)

昨年度のこねっく

おととしに開設して、療育を実施している「発達支援ルームこねっく」。定期的に情報発信したいと思いつつも、関連した更新がなかなかできずにいました。申し訳ありません。

昨年度の療育は、3月1日に終了しました。通所した子どもたちは19名。うち4名は、4月から小学校へ進学していきました。こねっくからの卒業「第二期生」になります。

昨年度の様子を写真つきでご紹介します。

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これはホールでの様子。

登所してきた子どもたちは、まず教室で朝の用意やお当番活動などをしてから、ホールに移動します。

ホールでは、まずそれぞれに好きな遊びにおもいっきり取り組み、体と心の準備をします。その後に、グループみんなで取り組む「設定」の時間。上の写真の場面は、バランスボールに乗ってバランスをとりながら、隣の人にクッションを回しています。

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これは、子どもの好きな音楽でダンスをしている場面。

昨年から、こねっくには作業療法士さんがいます(一昨年は外部からちょくちょくお招きして助言をいただくような形でした)。そのおかげで、ホールの取組内容や療育全体を通して、幼児期にこそ大事にしたい「身体」の取り組みを重点的に行うことができています。

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しっかり身体を動かすために、近くの公園にも出かけました。

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公園では、鉄棒やブランコ、滑り台など、こねっくには設置できていない遊具を使っての取組ができます。宝探しやシャボン玉などをすることもありました。

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こねっくから公園までの道のりでは、写真入りの道順表を使い、行き方をひとつひとつ確認しながら見通しをもって目的地に向かうことにも取り組みました。

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夏は「水遊び」。ホール前にビニールプールを広げました。

水が好きな子も、ちょっぴり苦手な子もいるので、「お友達の顔には水をかけない」などのルールを守って楽しく遊ぶ取組にしました。暑い日のプールは大人気です。

こねっくでの取り組みは、子どもに応じた色々な「ねらい」をもってプログラムを考えています。今後のブログでは、「取組のねらい」や工夫も載せていきたいと思っています。

平成24年度の療育は、来週から始まります(新規に通所をはじめる子どもたちは6月からの利用です)。子どもたちが「楽しみながら取り組める」ことを大切にしていきたいと思います。

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2012年5月 6日 (日)

毎年恒例のカレーづくり企画をしました

今日は南山城支援学校の子どもたちとカレーづくりの活動をしました。「週末活動」として、毎年このぐらいの時期に2回行なっており、次回は6月に予定されています。

ぴっかぴかの1年生も新しい学生スタッフも活動に参加しはじめています。写真とともにご報告していきます。

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活動開始前、新人学生スタッフも含めてアイスブレーキングをしました。いつもはこんなことしてませんが、年度のはじめですのでスタッフどうしが打ち解けるための企画です。

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そんなこともあって、いつもより少し遅めの朝の会でした。いつもは学生がリーダーを務めますが、このカレー企画だけは毎年職員がリーダーを務めます。学生にしっかり子どもたちと関わりをもってもらい、また学生どうしでもしっかり対話してほしいという思いからです。

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いつもならば朝の会は呼名やスケジュールの説明、テーマソング合唱ぐらいですが、今日はカレーづくりにちなんで、「カレーバス」が登場したり、カレーの歌を歌ったりもしました。

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カレーバスに「こしょう」が乗り込んでいます。

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調理室に移動して、いよいよカレーづくりのはじまり。

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いつもはちびっこたちの写真が多くなりがちですが(何せ小学生の人数が多いので)、野菜の下ごしらえは高等部男子の写真3連発でいってみましょう。

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みんな大人の落ち着きが感じられます。

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皮むき器の扱いも危なげなく、自立度が高いです。

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肉と野菜を炒める彼女は、早いもので4月から中学部。

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今日はきょうだいたちもたくさん参加してくれていました。

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ちなみにカレーだけではなく、フルーツを使ったヨーグルトデザートも作ります。野菜も果物もたくさんの健康的なメニュー。

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「主食」は各自に持参してもらっていて、一番オーソドックスなできあがりはこんな感じのカレーライスになるのですが、

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スパゲッティー派の彼とか、

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うどん派の彼とか、豊かなバリエーションが見られました。彼はだしの素まで持参。

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肉だけ盛って、カレー牛丼というパターンも。

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普段は食べられないものでも、自分で作ると食べられたりします(もちろん必ずしもではありませんが)。それも調理活動の良いところ。

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みんなしっかり食べて、鍋はきれいにからっぽになりました。

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お昼休みに何やら楽しげなオリジナル工作をしていましたが、

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午後からのプログラムはこいのぼり作りです。この台紙に作品を貼り付けます。

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こいのぼりの上に貼られていくこいのぼり。

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完成! 色とりどりの良い作品ができました。

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最後はいつものようにパラバルーンです。

子ども16名、学生スタッフ25名、職員3名の参加で、南山城支援学校の先生も6名来て下さいました。先生たちにはいろいろと子どものことを教えていただくことができたと思います。ありがとうございました。

今日、初参加だった新人学生スタッフのみんなはどんな感想をもったでしょうか。面白さも戸惑いもあったのではないかと思います。多様な子どもたちの姿に感心させられたり、驚かされたりしながら、いつもみんな活動しています。

子どもたちは成長していくし、その日ごとに集団のダイナミズムも変わってきますから、また次回の活動でも新たな発見があるのではないかと思います。今後ともよろしくお願いします。

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2012年5月 3日 (木)

あまり政治ネタは好きじゃありませんが

法人のブログで政治的なことについて言及することは基本的にしないのですが、あまりに問題が大きいと思うので、紹介しておきます。

関西に暮らしていると連日、大阪市や大阪府の首長や議会のことがテレビ等で話題にされています。例の市長の支持率はとんでもなく高い数字になっており、この数日は新しい条例案についてよく取り上げられています。

しかし、その条文を読まれたことがある人はどのぐらいあるでしょうか。

大阪市・家庭教育支援条例 (案)

http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html

要するに「親をもっと教育せよ」という内容であり、子育て中の保護者でこれに共感する人がどのぐらいいるのだろうか、と思うのですが、何よりひどいのがわざわざひとつの章まで用意している「発達障害」に関係する部分で、

第15条
乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる


第18条
わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する

…など、無知と偏見と誤解に満ちた「親支援」を展開しようとされています。

このブログを読みに来てくださる方は大丈夫と思いますが、「親の育て方によって子どもが発達障害になる」ということはありえません。深刻な虐待によって発達障害によく似た特性が生じてくることはありえますが、それも一般的な子育ての範囲では絶対にありません。

条文の中に「学際的研究」とか「科学的知見」とかの重要性が書かれているので、上記のような内容が「科学的」と思われかねないことを危惧しています。「愛着形成の不足が~」なんて主張はもう40年ぐらい前には科学的に退けられています。「伝統的子育てによって予防」に関してはもうバカバカしくて批判する気にさえなりません。

いずれはまた国政選挙もあり、子育て支援施策も話題になることでしょう。そのときはしっかりと政治の背景にある思想や哲学も把握した上で、投票行動にのぞんでほしいと思います。

とても腹が立ったので珍しくこんなことを書いてみました。そら代表の個人的な見解として書きましたが、きっと法人スタッフみんな同じ気持ち、のはずです。

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