昨年度のこねっく
おととしに開設して、療育を実施している「発達支援ルームこねっく」。定期的に情報発信したいと思いつつも、関連した更新がなかなかできずにいました。申し訳ありません。
昨年度の療育は、3月1日に終了しました。通所した子どもたちは19名。うち4名は、4月から小学校へ進学していきました。こねっくからの卒業「第二期生」になります。
昨年度の様子を写真つきでご紹介します。
これはホールでの様子。
登所してきた子どもたちは、まず教室で朝の用意やお当番活動などをしてから、ホールに移動します。
ホールでは、まずそれぞれに好きな遊びにおもいっきり取り組み、体と心の準備をします。その後に、グループみんなで取り組む「設定」の時間。上の写真の場面は、バランスボールに乗ってバランスをとりながら、隣の人にクッションを回しています。
これは、子どもの好きな音楽でダンスをしている場面。
昨年から、こねっくには作業療法士さんがいます(一昨年は外部からちょくちょくお招きして助言をいただくような形でした)。そのおかげで、ホールの取組内容や療育全体を通して、幼児期にこそ大事にしたい「身体」の取り組みを重点的に行うことができています。
しっかり身体を動かすために、近くの公園にも出かけました。
公園では、鉄棒やブランコ、滑り台など、こねっくには設置できていない遊具を使っての取組ができます。宝探しやシャボン玉などをすることもありました。
こねっくから公園までの道のりでは、写真入りの道順表を使い、行き方をひとつひとつ確認しながら見通しをもって目的地に向かうことにも取り組みました。
夏は「水遊び」。ホール前にビニールプールを広げました。
水が好きな子も、ちょっぴり苦手な子もいるので、「お友達の顔には水をかけない」などのルールを守って楽しく遊ぶ取組にしました。暑い日のプールは大人気です。
こねっくでの取り組みは、子どもに応じた色々な「ねらい」をもってプログラムを考えています。今後のブログでは、「取組のねらい」や工夫も載せていきたいと思っています。
平成24年度の療育は、来週から始まります(新規に通所をはじめる子どもたちは6月からの利用です)。子どもたちが「楽しみながら取り組める」ことを大切にしていきたいと思います。
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