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2012年6月

2012年6月24日 (日)

カレー作り&運動会をしました。

今日は週末活動として、南山城支援学校生と学生スタッフでカレーづくりの活動をしました。5月にも似たようなプログラムをしており、子どもたちはどちらかの日を選択して参加しています。

子どもも学生スタッフも新入生がたくさんで、にぎやかな活動になりました。写真とともにご報告します。

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場所はかしのき苑でした。軽運動室が朝の会の場所としては少し手狭に感じられます。

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今日も朝の会でカレーのうたを歌い、カレーバスも登場。

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カレーバスに野菜たちなどが乗り込み、カレー作りのムードを盛り立てていきます。

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調理室へ移動しました。いよいよ調理開始なのですが、今日は朝からハプニングもあり、

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なんとかしのき苑の調理室前が雨漏り・・・、

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そして、調理室内も雨漏り・・・。子どもたちに「気にするな」というのは無理な話で、たびたび気持ちを奪われていました。次に使うときまでには修理されていることを祈ります。

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そのため、テーブルがひとつ使えなくなってしまい、密集度がいつも以上です(子どもの欠席が2名なかったら、もっと混雑していたはず)。

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カレーづくり自体はやさしい工程なので、どんどん進みます。

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低学年の子どもにはまだまだ包丁が大きく見えますが、

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中学生にもなると、堂々と落ち着いた動きでかっこいいです。

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休憩もいろいろです。学生スタッフの指をバイキンマンに喰わせてみたり、

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おもちゃスペースに入り込んでみたり、

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お茶をゆったり飲んでみたり。無理をする必要はまったくありません。特に新入生はまだ学校に入ったばかり。不安だらけだと思います。まずは「かしのき苑」という場に安心して来られるようになってもらえれば、それで100点です。

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カレーは煮込み時間にすることがなくなってしまいます。そこでデザートづくり。

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完成品の写真を撮るの忘れましたが、生のサクランボを乗せたかわいいヨーグルトデザートができました。

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カレーも煮込み終わり、いよいよお昼ごはんです。

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育ちざかりの子は盛り方も豪快。

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中高生男子の胃袋には何杯のカレーでも入ってしまいそうです。

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ちびっこたちもしっかり食べてくれて、

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すべての鍋がすっかり空っぽになりました。

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食事が終わり、エプロンを丁寧にたたむ彼。みんな成長していきますね・・・。

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午後のプログラムは運動会でした。玉入れの玉を投げる瞬間その1。

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玉を投げる瞬間その2。投げた後の表情がとてもよいのですが、それにはうまくシャッターのタイミングが合いませんでした。残念。

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他には、しっぽとりとかトンネルリレーとか、

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おなじみのパラバルーンをしました。

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ちなみにパラバルーンのリーダーは彼です。スタッフを意のままに動かし、「また来年お会いしましょう」と締めくくってくれました。来年と言わず、夏休みのサマースクールでもよろしく。

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子どもの顔ぶれが少し変わり、空き時間にキャッチボールをする様子が見られるなど、遊びがいっそう多様化していく予感がしました。あと1か月ほどでサマースクール。ひとりひとりの子どもが「来てよかった」と思えるように準備を進めていきたいと思います。

子どもたちが18名、学生スタッフ27名(うち新人3名)、職員3名の参加でした。また、南山城支援学校の先生が9名も子どもたちの様子を見に来てくださいました。ありがとうございました。

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2012年6月20日 (水)

サマースクールの学生ボランティアスタッフを募集しています。

この夏も障害をもつ子どもたちのためのプログラム「精華町サマースクール2012」を行います。その学生ボランティアスタッフを募集しています。

精華町サマースクール2012は全部で12回。子どもたちの夏休みが充実したものとなるように、学生たちがプログラムを考えました。子どもたちはもちろん、学生にとっても長い長い夏休みを充実したものにできるチャンスです。毎年、50名以上の学生が活動を盛り立てています。

さまざまな子どもたちと出会い、その魅力を知ってもらうことができたら、とも思います。

詳細は以下のPDFファイルからどうぞ。スタッフ募集の一次締め切りは6月27日(水)です(先日、授業で話をさせてもらった同志社国際高校には今日ようやくチラシを送れたので、締め切りを6月30日にしてあります)。スタッフが必要数に達しない日は、締め切りを過ぎても継続募集します。

たくさんの大学生・高校生からの申し込みを待っています。

精華町サマースクール2012 学生ボランティアスタッフ募集チラシ(PDF)

※チラシはA3サイズで作ってありますので、プリントアウトする際は設定にご注意ください。

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2012年6月 8日 (金)

同志社国際高校に行ってきました

6月7日と8日、同志社国際高校の「国際理解」の授業でお時間をいただき、「そら」の活動や障害をもつ子どもたちのことについて話をしてきました。来月にはサマースクールもはじまるので、そのボランティア募集も兼ねています。

2日間とも1時間半というたくさんの時間をいただいたので、今年はワークショップを多めに取り入れてみました。「ワークショップ」というのは、参加者が相互にやりとりしながら知識や考えを深めていくような体験型の学びの手法です。

活動の紹介や「障害」についての講義は代表がして、ワークショップの進行と活動体験談を学生スタッフがする、という役割分担で進めました。ワークショップの内容も学生自身が考えたものです。

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初日にワークショップを進めてくれたのは橋本さん(同志社女子大3)。

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彼女は、生徒たちがこれまでに「誰かを助けたり、支えたりした体験」を共有し合えるワークをしました。

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ホワイトボードに貼りだされたグループワークの成果。帰国子女が多く、キリスト教が基礎にある国際高校らしさがよく表れた内容になっていました。そして、橋本さんは「助ける」ことと「支える」ことの違い、へと話をつなげてくれました。

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二日目にワークを進めてくれたのは山田さん(同志社女子大2)。彼女は国際高校の卒業生でもあり、知っている生徒もいたようですね。

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彼女は「社会的弱者」という概念を中心にして、社会の中でどんな人々が弱い立場に立たされているのか、を高校生たちが共有できるようなワークをしました。

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ホワイトボードにまとめられた成果。こちらもまた国際高校らしく、世界にまで目を向けられた内容となっていたと思います。

代表からは障害をもつ子どもたちの「生きにくさ」や社会的配慮の必要性についてお話しをさせていただくとともに、多様な子どもたちと関わることの魅力についても伝えたつもりです。

貴重な時間と機会をくださった同志社国際高校の皆さん、ありがとうございました。またサマースクールの日程が決まったら、お伝えしますので、関心のある人がいたら、ぜひ来てください。楽しい子どもたちが待っています。

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