同志社国際高校に行ってきました
6月7日と8日、同志社国際高校の「国際理解」の授業でお時間をいただき、「そら」の活動や障害をもつ子どもたちのことについて話をしてきました。来月にはサマースクールもはじまるので、そのボランティア募集も兼ねています。
2日間とも1時間半というたくさんの時間をいただいたので、今年はワークショップを多めに取り入れてみました。「ワークショップ」というのは、参加者が相互にやりとりしながら知識や考えを深めていくような体験型の学びの手法です。
活動の紹介や「障害」についての講義は代表がして、ワークショップの進行と活動体験談を学生スタッフがする、という役割分担で進めました。ワークショップの内容も学生自身が考えたものです。
初日にワークショップを進めてくれたのは橋本さん(同志社女子大3)。
彼女は、生徒たちがこれまでに「誰かを助けたり、支えたりした体験」を共有し合えるワークをしました。
ホワイトボードに貼りだされたグループワークの成果。帰国子女が多く、キリスト教が基礎にある国際高校らしさがよく表れた内容になっていました。そして、橋本さんは「助ける」ことと「支える」ことの違い、へと話をつなげてくれました。
二日目にワークを進めてくれたのは山田さん(同志社女子大2)。彼女は国際高校の卒業生でもあり、知っている生徒もいたようですね。
彼女は「社会的弱者」という概念を中心にして、社会の中でどんな人々が弱い立場に立たされているのか、を高校生たちが共有できるようなワークをしました。
ホワイトボードにまとめられた成果。こちらもまた国際高校らしく、世界にまで目を向けられた内容となっていたと思います。
代表からは障害をもつ子どもたちの「生きにくさ」や社会的配慮の必要性についてお話しをさせていただくとともに、多様な子どもたちと関わることの魅力についても伝えたつもりです。
貴重な時間と機会をくださった同志社国際高校の皆さん、ありがとうございました。またサマースクールの日程が決まったら、お伝えしますので、関心のある人がいたら、ぜひ来てください。楽しい子どもたちが待っています。
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