« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月

2013年7月28日 (日)

サマースクール2日目

7月28日(日)のサマースクールは、「ハンバーグを作ろう&アニメをみよう&運動会」でした。

場所はむくのきセンター。

Cimg8688_2

リーダーは瀬尻くん(同志社大3)です。

この日は大学生のスタッフがテスト期間だったため、十分な人数のスタッフを集めることが難しく、社会人スタッフにもたくさん力を借りました。

そのため、リーダーの写真はこの1枚のみ!

運動会の司会進行&運動会への参加と大忙し。

午前は「ハンバーグ作り」。

Cimg8649_2
まずは野菜の下ごしらえ。

皮をむいて、切っていきます。

Cimg8650

写真付きの手順書をみながら、ひとつひとつこなしていきます。

P7280165_3
ハンバーグをこねるときは、手がべたべたになってしまうので、ジップロックはかかせません。
ハンバーグって“丸い”イメージが強いですが、どんな形であっても子どもたちが「上手にできた!」と思えることが大事だと思います。

四角でも、ハート形でも、どんな形でもおいしいものはおいしいです♪

P7280183_2
アレルギーのある子どもたちのために、豆腐ハンバーグを用意してみました。

予想をはるかに上回るおいしさでした♪♪

P7280199
ケチャップをかけていただきます♪♪

午後からは「アニメ鑑賞」をしました。

今回は「ポケモン」と「ドラえもん」です!

長編アニメを観ることが多かったのですが、時間が長すぎる・・という意見があったため、「短編アニメを4本観る」ようにしてみました。

1本あたりの時間が短いため、好きな時間、好きなものだけ選んで観てもらうことができました。

遅れて入ってきても、1話完結なので、「内容についていけない・・」という問題も解消されました。

P7280205_2

ゆったりとアニメを観た後は「運動会」です。

Cimg8701_2
しっぽとりや、玉入れなどをして体をたくさん動かしました。

子どもたちの参加が21名(きょうだい1名)、スタッフ17名、職員2名、保護者4名、南山城支援学校の先生2名でした。

ありがとうございました!! (かわもと)

| | コメント (0)

2013年7月24日 (水)

サマースクール初日

今年度に入ってから、活動の報告ができておらず申し訳ありません。

今日は代表に代わって、そら職員川本が活動報告をしようと思います。ブログは初めてなので、どうか温かく見守っていただけたら・・嬉しいです。

さて、7月21日(日)から今年も精華町サマースクール2013が始まりました!

障害をもつ子どもたちときょうだいのためのプログラム。今年で19回目のサマースクールです!!

写真とともに活動の様子をご報告します。

Cimg8486

場所はむくのきセンター。リーダーは秋元さん(帝塚山大3)です。

今日のプログラムは「ホーホー笛を作ろう&体を動かそう&音楽会」です。まずは、みんなで工作。

Cimg8502

画用紙を切って、絵を描いていきます。

Cimg8494

今話題の映画より、マイクの登場。

721008

完成したホーホー笛たち。

Cimg8525_2

ヤクルトの空き容器で作っているのですが「ボーボー」と音がちゃんと聞こえます。

P721009

ホーホー笛が完成してからも時間がたっぷりあるので、暑中見舞いも作りました。ポストに入れたら工作は完了。次はお昼ごはんです。

1

いつも活動の最後に“今日の感想”を子どもたちに聞くのですが今日は「お母さんの作ってくれたお弁当がおいしかった!!」と答えてくれた子がいました。みんなで作るご飯も良いですが、やっぱり手作りのお弁当っておいしいですよね♪

Cimg8535

Cimg8534

午後からは音楽会と体を動かそうをしました。作ったホーホー笛も大活躍です。

いつも定番のおもちゃのチャチャチャや幸せなら手をたたこうを歌ったあとに、今日はいつも使っているパラバルーンの上にみんなで乗ってみました。

2

パラバルーンを揺らして元気にポニョを歌いました♪

すると・・どこからか「ザザーザザー」と波の音が聞こえてきます。波の音を聴きながら「海」を歌いました。夏らしさを感じながら風船も飛ばしました。

3

スタッフと一緒になって元気よく歌を歌い、パラバルーンを動かしてくれる子も♪

Cimg8539

休憩時間はみんなそれぞれ過ごします。風船で遊んでみたり

Cimg8553

大好きなオルガンを弾いてみたり、好きな時間を過ごします。

Cimg8557

「体を動かそう」が始まりました。ラジオ体操に始まり、今でも人気のマルモリダンス♪

まだやってるんかい、と思われそうですが、みんな知っている歌やダンスなので、自信をもって踊っています☆

Cimg8578

じゃんけん列車や大玉ころがしなど、たくさん体を動かしました。

なべなべそこぬけで最後にひとつの大きな円になった瞬間は何度やっても感動しますね。

Cimg8596

「じゃんけん」って普段よく使いますが、いったいいつ誰に教わったんだろう~

Cimg8602

最後はいつものパラバルーンでしめくくりです。

Cimg8632

終わりの会では、たくさんたくさん遊んでオヤスミモードに入ってしまった子も♪

Cimg8637

サマースクール初日、ケガもなく無事に過ごすことができました。これから暑い夏が始まりますが、今年のサマースクール、良いスタートを切れたと思っています。

子どもたちの参加が12名(きょうだい1名)、スタッフ20名、職員2名、保護者1名、南山城支援学校の先生3名。暑い中、ご協力ありがとうございました。

今日はこの春から社会人になった元学生スタッフの岡本さんと田中さんも来てくれました♪

スタッフ最年少は高校1年生、スタッフ最年長は社会人!!

幅広い世代の人が集まって、子どもたちのためにできることをこれからも続けていきたいですね♪

今年の夏もよろしくお願いします!! (かわもと)

| | コメント (0)

2013年7月19日 (金)

7月21日のこと

子どもたちは本日が終業式です。

障害をもつ子どものための「精華町サマースクール」もさっそく明後日21日から開始されます。長い夏休みの幕開けです。

それが「21日だから」というのもあり、関係者(20歳以上の学生スタッフを含む)に注意を促しておきたいと思います。

選挙には必ず行きましょう。

この先、しばらく国政選挙はありません。

子どもたちの保護者にもスタッフにも行ってほしいと思います。当日行くのが難しいならば、期日前投票でもかまいません。20歳以上の学生スタッフには「選挙に行かない奴なんて、『そら』のスタッフとして認めない」と厳しく言っておきます(代表の個人的意見です)。

子どもや障害者関連の施策に関して個々の政党の熱意や方向性は全く違いますが、ほとんど大手メディアで報道されることもありません。

その他の争点に関しても、憲法改正や原発、TPPなど含めて「これからの子どもたちにどんな社会を用意できるか」に関わる重要なテーマばかりです。

今回の選挙結果次第で、政治の流れは大きく変わります。事前の報道から、もう大勢は決まっていると思われているかもしれません。それでも、単独の政党でできることには限界がありますから、個々の論点について各政党や候補者の考えが影響することはあります(特に憲法改正については賛成派の政党が合わせて3分の2に達するかどうかがポイントになります)。

ネット上で目をひいた記事にリンクを貼っておきます。主観も多く交えられた内容ですので、あくまで参考にしていただけたらと思います。

参議院選挙を障害者政策の観点から考える ―― 各党の選挙公約をもとに

| | コメント (0)

2013年7月 1日 (月)

ひらパーと合理的配慮

「そら」は障害をもつ人のガイドヘルプをしています。関わりのある人たちには良く知られている支援ですが、このブログで様子を紹介したことはおそらく一度もないと思います。どうしても特定の個人の話になってしまうからです。

ただ、今回は公共性がありそうなので載せることにしました(下の写真の掲載許可もいただきました)。

ときどき自閉症の彼と行く「ひらパー」のことです。

ひらパー(※コメントをいただいて他地域の方にはわからないことに気づきました。「ひらかたパーク」のことです)では週末に屋外ステージ(ローズガーデン)でのショーがあり、よく観に行きます。歌のおにいさんおねえさんとキャラクターたちが出演するショーは、親子連れに大人気です。

ショーの後半になると、歌のおねえさんが観客の子どもたちにステージにあがるよう呼びかけます。キャラクターたちといっしょに踊ったり、遊んだり、集合写真を撮ったりできるので、大人気のコーナーです。多くのちびっ子たちがステージにあがっていき、保護者はカメラを構えようとします。

そのとき、ヘルパーよりもずっと体が大きく、もうすぐ成人する彼もステージに上がっていくのです。

言うまでもないことですが、ものすごく目立ちます。

たぶんちびっ子たちの保護者はみんな驚くでしょう。あれは誰だと不安を感じる人だっているかもしれません。

すると、すぐに一体のキャラクターが彼に近づいていきます。その名は「トランプくん」。ひらパーキャラクターの中では一番の体格の持ち主です。そして、肩に手をまわすと、ぽんぽんと叩きながら、客席のほうを見まわします。「彼は僕の友だちだよー」という感じで。

その後もショーが終わるまで、他のキャラクターやおにいさんおねえさんなども含めて、ずっとステージ上の彼のことを気にかけてくださいます。おかげで、ヘルパーはステージに上がることなく、すごく自然なショーへの参加ができているのです。

ここまでは既に「いつものこと」になりつつあったのですが、この週末、いつものようにショーを楽しんで立ち去ろうとすると、もはや顔なじみとなったスタッフの方からヘルパーが呼び止められました。

「もうすぐ今のショーが終わり、夏休みは水がかかったりするようなショーになります。夏休みが終わると、また今のようなショーが再開されますが、内容は今と違う新しいものに変わります。○○くん(彼の名前)は、急に変わると動揺すると思うので、伝えておいてあげてください。」

なんて理想的な対応でしょうか。

先月19日、国会で「障害者差別解消法」が成立し、ひとりひとりの障害に合った「合理的配慮」が社会の側に求められることになりました(公的機関とは違って、民間は努力義務ですが)。

エンターテイメントの世界でも必要なサポートが得られるように、ヘルパーが良き「媒介」者になれたら、と思います。ひらパーさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

130630_172225

| | コメント (6)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »