研修に行ってきました
7月7日(月)の夜、ハートピア京都で行われた「障害のある人を支援するためのステップアップセミナー2014」を職員3名で受講してきました。主催はNPO法人Createさん。他では企画されないような貴重な研修を毎年組んでくださいます。
今回の講師は安井(大友)愛美さん。はるばる北海道からお越しくださいました。5回講座のため、これから毎月一度お話を聞かせていただける予定です。
安井さんは、今のように障害をもつ子どもたちを支える制度が何もなかった時代に、入所施設を飛び出し、とことんまで子どもと家族に寄り添う「サポートセンターぴっころ」という事業所をはじめられ、全国から多くの注目を集めていました。10年以上前のことで、もちろん「そら」ができるよりもずっと前です。
それは制度外で行われる支援のため、使うには今よりもずっとお金がかかるものの、時間あたりいくらという形で支援者の時間を買い、あとはどんなふうに使ってもいいというものでした。家族が力を取り戻していく様子を全国フォーラムなどでお聞きしながら、そら代表は子どもや家族との向き合い方について「お手本」のように思っていました(販売されていたニュースレターや小冊子を買って、繰り返し読みました)。
障害福祉がすっかり制度化して、一時代を終えた「ぴっころ」は事業を終了し、今は「共生サロン」を拠点として、相談や人材育成などに尽力されている安井(大友)さん。今年、本を出されました(→こちら)。上の写真にも写っています。
これが支援者に一読を強く薦めたい本だったため、そら代表があちらこちらで猛プッシュしていたところ(少し売上に貢献したらしい)、Createさんが今回の研修を組んでくださいました。参加しないはずがありません。
初回はプロローグとも言える内容で、「ぴっころ」をはじめるに至るまでのお話が中心でした。当事者とともに、迷いながら考えてこられた姿勢に学びたいと思います。キーワードは「バランス」です。
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