サマースクール5日目
子どもたちの夏休みが終わってから、少し時間が空いてしまったのですが、発信は大事なので、サマースクール報告を更新します。
8月11日(月)は、とても久しぶりに(十数年ぶりでしょうか)支援学校高等部の生徒に参加を限定したプログラムをやってみました。「買い物に行って調理をしよう&ゲーム大会」です。
サマースクールは小学1年から高校3年まで参加できるようにプログラムを考えています。結果として、内容は簡単なものになりがちで、学年が上がるにつれて、プログラムを「幼く」感じる人が出てくるのも当然です。
そんなわけで高等部限定。「参加者どうしの関わり合いを大事にする」「一対一でペアのスタッフをつけない」など、いつもとは少し違った目標とやり方での活動を試みました。
学生リーダーは千葉くん(同志社大4)、サブリーダーは黒田くん(同志社大3)でした。いつもと違うねらいの活動にプレッシャーも大きかったろうと思います。場所は南山城支援学校。
午前中は食材を買い出しに行ってから調理をするという密度の濃い内容。この日の参加人数は8人で、みんな高等部。だからこそ組める内容でした。材料の買い出しも事前には担当を決めず、その場で話しながら役割分担をします。
お金も各自でもってもらい、出発です。ちなみに材料を買ってくるのは「お好み焼き」でした。
アルプラザ木津店に行き、それぞれが購入を担当することになった材料を買います。
たまご担当。
カートに大量の食品を入れて押す姿は少し新鮮です。
学校に戻ったら、さっそく調理を開始。スタッフのぶんも含むので、きざむキャベツが大量で、まるでどこかの調理場のようです。
大きな鍋で豪快に材料を合わせ、
ホットプレートでどんどん焼いていきました。さすがは高等部。全体に集中力が高く、とてもスムーズです。
午後からは体育館に移動して、主にドッジビーを使って遊びました。
的をめがけてのシンプルな競技からはじめて、
最後は、逃げる人めがけて投げるような遊び方まで展開していきました。もちろんすべての参加者がすべての活動に参加できるわけではありませんが、普段の活動に物足りなさを感じていた人にとっては、充実感のあるものだったろうと思っています。
しっかり動いた後は、かき氷で夏らしく締めました(これも可能なかぎり、みんな自分でかき氷機をまわしました)。
参加者どうし、あるいはスタッフとのコミュニケーションが活発で、かつ全体に落ち着いた雰囲気のある活動でした。参加者にとって有意義なのはもちろん、スタッフにとっても目標をもって活動することの面白さに気づける機会だったのではないでしょうか。おつかれさまでした。
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