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2016年5月

2016年5月31日 (火)

学びの広場拡大版

毎週土曜日の夜にLibraで行われている「学びの広場」(主催:精華町むつみ会 協力:そら)。今年度は食事づくりの活動なども行っていく計画になっています。

5月28日は、その今年度一回目の活動でした。15時から1階の「cafeここらく」をお借りしての調理活動をして、18時半からは通常通りの「学びの広場」という二本立てです。

ごはんと味噌汁とプリンを作りました。少しだけご紹介しておきます。

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いきなり炊き上がった豆ごはんの写真ですが、米をとぐところからみんなで準備しました。なお、調理にはここらくスタッフが全面協力してくださっています。

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みんなでおにぎりづくり。佃煮を入れたり、玄米ごはんを握ったり。

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味噌汁も作ります。ネギを刻む手つきはまだまだたどたどしいものの、やる気は十分。キッチンばさみでチョキチョキ切っていく子の姿もありました。

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溶き豆腐とたまごも加えて、できあがった味噌汁は大鍋いっぱい。

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おかずなしだと物足らないのでは…、と心配していましたが、時間をかけて作ったので十分な満足感がありました。調理開始から食事開始までに2時間以上かけています。「そら」が障害をもつ子どもたちとする調理では考えられないですね…。

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もうひとつの調理は、「超ギガプリン」。昨年のクリスマスに子どもたちがサンタからもらったものです。冷やし固めるのに時間がかかるので、前日のうちに大人が準備して、この日はデコレーションだけ(でも、容器からお皿にうまく取り出せた瞬間はみんな大興奮でした)。

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3リットル30人前のプリンには、ホイップクリームがいくらでも乗せられます。

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想像以上の盛り上がりで、最後はどれだけフルーツを乗せられるか、というゲームになっていました…。

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子どもが全部で20人くらい、スタッフも15人くらいいたので、この大きさでもあっさり完食。お腹をふくらませた子どもたちは2階に上がり、いつものように勉強しました。ここらくでは引き続いて、むつみ会の総会が行われ、新しい入会者もあったようです。

全体としてはシンプルな調理で、準備も簡単なものだったのですが、みんなでこんなふうに工程を楽しみながら長い時間をかけて活動できるのだなあ、と感心させられました(はじめるまでは絶対に時間を持て余すだろうと想像していました)。子どもたちも、スタッフの皆さんもありがとうございました。

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2016年5月22日 (日)

14年目に入ります

5月22日はNPO法人そらの設立記念日です。

2003年の認証ですから、丸13年が経過しました。明日から14年目に入ります。

14年目の法人として、十分なことができているかと問われれば、気づいていても解決できていない課題ばかりであり、人も場所もお金も有限であることの難しさを痛感させられる毎日です。

子どもたちをめぐって地域にあるたくさんの課題が以前よりもつながって見えてくるようになりました。でも、支援の仕組みはますます縦割りになりつつあり、アンテナをしっかり張り続けなければ、困っているという声も必要な情報も入ってきません。

自分たちのところに支援を求めてくるのは限られた人たちであり、寄せられているのは限られた声である、ということに自覚的でありたい、と思います。私たちのことを知らない人や期待していない人の声は届いてこないのです。多くの親子と関わっているからと言って、良い支援ができていると勘違いしないように。

4月から法人全体で常勤職員が2名増えています。事業そのものを増やしたわけではありませんから、従来から行なってきた支援の質と量を高めることに注力できるはずです。少しずつそのような変化を実感していただけるように頑張ってまいります。

社会のほうに視点を移せば、「サービス」として消費されて終わり、お互いにそれでよいと思っているような支援が、かつてよりも(特に障害児支援の業界に)目立つようになってきました。それは社会全体の傾向であり、余計なしがらみのない関係性に救われる人もたくさんいるのでしょう。チェーン展開される学習塾のように、選ばれて契約されて使われる支援。全体的には、昔よりも支援が使いやすくなって、良い方向に進んでいるのだろうと思います。

ただ、私たちは、どんな子どもも家族も安心して暮らし続けられる社会を作っていきたいと思っています。そのためには画一的ではなく、多様な理念を基礎とした支援が必要です。「従業者」や「先生」には限らない多くの人たちの力が必要です。

そこには当事者のもつ力も含まれます。「助ける側」と「助けられる側」はいつでも固定されているわけでもありません。みんなが境界線を超えて、行ったり来たりできることが、健全な社会のバロメーターと言えるのではないでしょうか。

どうぞ(元気なときには)皆さんのもつ力を「そら」と地域のためにお貸しください。今後ともよろしくお願いいたします。

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2016年5月19日 (木)

【転載】熊本地震 福祉事業所を支援するための募金について(お願い)

熊本地震で被害を受けた福祉事業所への募金(支援金)協力の依頼が来ましたので、転載したいと思います。

あちこちで「義援金」の募集が行われていますが、「義援金」と「支援金」は違います(下図参照。クリックで拡大されます)。自分のお金を、被災した方全体に配ってほしいのではなく、特に「被害を受けた障害者支援施設等の復旧に使ってほしい」と思われる場合は、「支援金」のほうが適切でしょう。活用されるまでの期間も短くて済みます。

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以下、転載です。

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「熊本地震 福祉事業所を支援するための募金について(お願い)」

4月14日夜から断続的に続く地震により、死傷者をはじめ、家屋の倒壊や道路の寸断等、大きな被害が発生しています。被災した一般住民や街の様子は報道により、広く周知されており、様々な支援が行われています。

一方、障がい者施設・事業所においては、建物の半壊や職員の人手不足により閉所を余儀なくされたり、生活施設では緊急の利用者受け入れ等で混乱している状態です。

私たち、九州ネットワークフォーラムでは、地震直後から関係施設の被災状況の把握や物資の収集・運搬、臨時の人員派遣と調整に努めてきました。現在、物資については、一段落ついたところで、これからは継続的な人員の派遣とあわせ、やはり施設の現状復帰に向けた資金調達が重要課題となります。

全国各地で熊本地震への募金活動が実施されていますが、行政主体による義援金の配分は手続き上、どうしても時間がかかり、福祉事業所へ配分されるかどうかも分からない状況です。そこで、福祉事業所の現状復帰や人員派遣・調整を目的にした支援金を集めることにしました。

ぜひ、募金活動にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。

1.募金主体
九州若手福祉従事者ネットワーク(通称:九州フォーラム)

2.使  途
・熊本地震で被災した福祉施設・事業所の復旧支援
・被災地への人員派遣や調整費用

3.協力内容
・職員、利用者(家族)などへの声かけ
・施設・事業所、運営店舗等への募金箱の設置など

4.振込口座
金融機関  佐賀銀行 本店営業部
口座名義  熊本支援 九州ネットワークフォーラム
口座番号  3128884
〔九州若手福祉従事者ネットワーク〕

□事務局
佐賀県佐賀市開成5-5-8
NPO法人ライフサポートはる

□取組
毎年、九州各県の障害福祉事業者の職員等が300人程度集まり、サービスの実践報告や意見交換を実施するフォーラム(研修会)を開催

□委  員
福島龍三郎(NPO法人ライフサポートはる 佐賀県)
田島光浩 (社会福祉法人南高愛隣会 長崎県)
水流源彦 (社会福祉法人ゆうかり 鹿児島県)
末松忠弘 (社会福祉法人明日へ向かって 福岡県)
坪井 健 (NPO法人ライフケアサポート協会 福岡県)
松崎貴之 (社会福祉法人北九州市手をつなぐ育成会  福岡県)
佐藤太郞 (社会福祉法人愛育福祉会 宮崎県)
田代茉莉子(社会福祉法人シンフォニー 大分県)
今池一成 (社会福祉法人三気の会 熊本県)

□連携団体
NPO法人全国地域生活支援ネットワーク
NPO法人み・らいず

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2016年5月10日 (火)

「学びの広場」(精華町むつみ会)のチラシができました

今年度も土曜日の夜はLibraのスペースを使って、精華町むつみ会さんが「学びの広場」を開室しています(京都府ひとり親家庭のこどもの居場所づくり事業)。

新年度は早々に子どもたちといっしょに「広場」での決まり事などを大きく書き出しました。

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限られた部屋数の中で小学生から中学生までの子どもが勉強も遊びもする、というのは意外と難しく、うまく導いてあげないと動きがぐちゃぐちゃになってしまいます。他にもいろいろと環境設定の工夫をやり直したところ効果てきめんで、勉強と遊びのメリハリがついた良い活動ができています(そらのやっている支援でいう「構造化」がこんなところに活かされました)。

今年度、むつみ会さんは皆で食事をともにする活動や「親の学び直し」なども企画されていて、ますます精力的です。こうした活動の存在を知らない子どもたちにもっと来てもらいたいと新たに案内用のチラシを作りました。

「学びの広場」(精華町むつみ会)チラシ

ひとり親家庭などで、十分な学習環境を整えるのが難しい子どもたちやそのご家族にこうした活動の情報が届いてほしいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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2016年5月 1日 (日)

ピッカピカの1年生!

5月1日(日)は、支援学校生親の会による「新入生歓迎会」がありました。

学生スタッフも「新入生歓迎」の時期なのでややこしいですが、これは4月から支援学校に入学した子どもたちを歓迎するために行う企画です(なお、新人学生スタッフは次回の活動からデビューします)。

今年度も「そら」でお手伝いをさせてもらいました。様子をご報告しておきましょう。

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場所はかしのき苑で、今回は親子参加の活動です。もうすぐ改修工事に入って使えなくなってしまう大ホールからのスタート。

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今年は京都教育大付属高校の合唱部をお招きしました。カラフルなTシャツがかっこよく、子どもたちの目をひきます。

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しっかりと合唱に耳を澄ませるところもあれば、

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いっしょに歌い踊るところもありました。まだまだ楽しめる「ようかい体操」。

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子どもたちにわかりやすく示そうと工夫してくださった「幸せなら手をたたこう」。

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彼女はピアニストの隣へ。まるで連弾のようです。

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はじめはお母さんにしがみついていた新入生も、どんどん活動にひきこまれていきました。

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せっかくなので、楽しそうなところをもう一枚。入学おめでとう。楽しいこといっぱいの毎日を送りましょう。

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「そら」でおなじみの遊びもやってみました。合唱部の皆さんもいっしょになっての「なべなべそこぬけ」。

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ピアノの生演奏をバックにしたパラバルーン。最高でした。

「音楽会」は活動の中でときどきやっているのですが、子どもたちの集中が全然違ったように感じています。どうやったら、子どもたちに音楽をもっと楽しんでもらえるのか、を考える良い機会にもなりました。

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音楽を楽しんだ後は、交流広間へ移動して、おやつを食べながら、

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新入生、在校生、そらスタッフなどそれぞれに紹介し合いました。今日参加してくれたのは小1の彼女だけでしたが、中学部にも2人新入生が加わり、精華町の支援学校生は58名となっています。

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子ども21名、保護者20名、そらスタッフ22名に加えて、支援学校からも先生が9人来てくださり、にぎやかな企画になりました。京都教育大付属高校合唱部をはじめ、ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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