サマースクール4日目(プール&金魚釣りづくり)
今日のサマースクールは、待ちに待ったプール! 7月に授業や学校開放で行われるプールは、雷注意報の発令で中止になってしまうことがとても多く、ゆっくりのびのびとプールに入りたい子どもたちは、とても期待していたはずです。
場所は、奈良市総合福祉センター。センターに屋内温水プールが併設されていて、「ならやまプール」などと呼ばれています。高の原駅からバスですぐです。
学生リーダーは上野さん(同志社女子大2)、サブリーダーは池田さん(同志社女子大3)でした。プールに入る前の諸注意を終えて、
準備体操をしたら、入水です。
ならやまプールには、小さな子どもにも入りやすい浅めのプールと、
通常の25メートルプールがあります。
この日は、25メートルプールの半分くらいを貸し切り!
どこのレジャープールも人でごったがえす夏休み。その中でもこのお盆の時期に、周囲を気にせず、ゆったりプールに入れるなんて、とても贅沢ですよね。
水の中に入ると子どもたちの表情も自然にほころびます。なぜかプールサイドの水たまりが好きな子。同じような好みを持つ子は他にもちらほらと。
聴覚に過敏さがあって、ちょっとうるさくても、プールの心地よさが打ち消してくれているようです。「好きなこと」の持つ力って、すごい。
カメラ目線で写真におさまってくれる子どもが多い日でもありました。
最初は遊具なしで、子どもたちの遊びが単調になってきたら、面白そうなものをちょっとずつ投入していきます。
浅いプールなら浮き板も安心して乗れます。
いろいろ遊べるものを貸していただき、最後まで盛り上がりました。
プールを終えたら、センターの会議室へと場所を移して、昼食です。みんなお弁当がおいしそう。
午後のプログラムまでは、さらに別室を使い、おもちゃなどで遊びました。
カメラを嫌がって顔を隠しているわけではなく、音の出る絵本に耳を澄ませているのです。
おもちゃに没頭する子どもから相手にしてもらえなかったかわいそうなスタッフどうしが、おもちゃで遊ぶ姿もありました。こうした様子を見て、普段はあまり遊ばれないおもちゃにも子どもが興味をもってくれたらうれしい。
そろそろ準備ができました。午後のプログラム開始です。
午後は工作。「金魚つり」を作ります。
花紙でマグネットをくるんだ金魚を釣ることのできるおもちゃです。
人が多く騒々しいのが苦手な彼には専用の個室を用意。混ざれるところだけ混ざればいいのです。焦らずにやっていきましょう。
色とりどりの金魚ができました。
過去にも「魚釣りゲーム」は作ったことが何度かありますが、これまででいちばん操作がしやすく、子どもたちにとって遊びやすいものができていたように思います。せっかくおもちゃを作ったのに、遊んでもらえないのが一番さびしいですから、とてもうれしいです。
子どもたちの参加がきょうだいも含めて16名。学生スタッフとそら職員が計14名でした。ありがとうございました。次回は明後日です。
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