サマースクール5日目(コロッケ&スーパーボールづくり)
サマースクールも5日目。今日は、新しい取り組みの多い日でした。子どもたちが「コロッケ」づくりや「スーパーボール」づくりにチャレンジです。
学生リーダーは田中さん(同志社女子大2)、サブリーダーは野尻くん(同志社大4)でした。場所はかしのき苑。
ひとりひとり名前を呼ばれて、名札をもらってのスタートです。1年生にとっては、はじめてのサマースクール。楽しんでもらえるでしょうか。
午前はコロッケづくりを中心とした調理活動です。本格的なコロッケづくりは子どもたちにとって少し難しい。やさしくアレンジした手順表を見ながら、進めていきます。
ゆがいて皮をむいたじゃがいもをジップロックに投入して、
チーズやコーンを混ぜて、
ぐにぐにとつぶします。
それに衣をつけて、表面を焼いていくコロッケです。
焼き色がつくのを、じっと見つめる。
単なるつけあわせのサラダをおしゃれに飾り付けようとする彼。まるでフレンチのシェフのようではないですか。
大人が作ると、こんなふうに仕上がるのですが、
子どもががんばって作ったものもとても愛らしいです。立体感があって、大きめのお皿に乗せると、ちょっと高級な料理っぽく見えなくもない。
フルーツヨーグルト(ほとんど混ぜるだけの調理)といっしょにおいしくいただきました。
午後は「スーパーボール」を作ります。部屋の中で力いっぱい投げると大変なことになる、あのよく跳ねるやつです。
洗濯のりを使ってスーパーボールができるとは知りませんでした。ちょっと科学実験っぽくも見えますね。
丸く成形しようと手のひらでコロコロする様子がなんだかかわいい。
でも、きれいに丸くするのは、簡単なことじゃなかったようです。そう考えると「ボール」って、よくできてますね・・・。
午後は時間がたっぷりあるので、プラバンづくりもしました。
焼けてきれいに縮むかどうか、オーブントースターの前で緊張と期待を胸に待ち構えます。
ノンタンの描かれたプラバンが、力学の教科書?をバックに撮影されているところに、サマースクールらしさが感じられました。ノンタンとエルゴード定理の対比。
工作が終わったら、場所を大ホールに移動して、みんなでいくつかのゲーム。
イラストを使ってする絵合わせビンゴは、お気に入りのキャラクターが自分の台紙に入っているとテンションが急上昇です。スプラトゥーンとかも加えられていました。このへんのセンスはさすが学生スタッフ。
この他にも巨大なキャタピラリレーや玉入れなど体を動かす遊びをしました。
最後はいつものパラバルーンで締めて終了です。パラバルーンが宙を舞っていく瞬間を激写。今日のカメラマンの腕前が光る一枚。
子どもたちの参加が17名。きょうだいでそれぞれ楽しんでくれているところも多かったです。学生スタッフなどが26名。職員1名でした。
お盆休みということもあって、少し前に大学を卒業した元・学生スタッフもちらほら姿を見せてくれていました。社会に出てからも、子どもたちを大切に思い続けてくれていることに心から感謝します。また、(学生が何かと不慣れな)調理をお手伝いくださった3名のお母さんも、ありがとうございました。
これでサマースクールは半分が終了(全10回)。マラソンで言えば、折り返し地点です。スタッフは気持ちを改めて引き締めつつ、子どもたちの夏休みを密度の濃いものにしていきましょう。子どもたちは体調に気をつけて、また元気な顔を見せてください。待っています。
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