サマースクール8日目(海遊館)
暦の上では処暑を過ぎ、暑さがやわらぐ時期らしいのですが、「どこがやねん」と思える真夏の一日でした。サマースクールはそんな日にぴったりの内容。「海遊館」に行ってきました。
いつもとは違い、学研奈良登美ヶ丘駅に集合したのは、海遊館まで電車一本で行けるからです。
朝の会を終えて、コスモスクエア行きに乗車。
どのくらい電車に乗っていなければいけないのかわかりにくい子のために、途中の駅名をすべて書いたものを渡していました。何がわかりやすいのかは、子どもそれぞれですが、ひとつずつ駅名を消していくと、目的地に近づいていくワクワク感もだんだん高まるはず。
大阪港駅で降りて、5分ほど歩くと、
関西人にはおなじみの建物が姿を現します。海遊館です。
到着したのは11時くらいだったのですが、隣のマーケットプレイスが混雑しないうちにお昼ごはんです。
お弁当持参の子もいます。
マーケットプレイス内の「食いしんぼ横丁」に行った彼は、まぐろ丼でした。
食後に再集合して、いよいよ海遊館に入場です。学生リーダーの神谷くん(同志社大3)とサブリーダー田中さん(同志社女子大2)が写っている画像がようやくここに。
海遊館の中は、かなりの混雑でした。序盤の水槽の前には、人の壁。なかなか移動もせず、魚が見えません(ただでさえ、注目するのが得意でなく、さらに長時間は待てない子が多いです)。それでも、歩いていくうちにだんだん人も少なくなり、楽しめるものが増えていきました。
水位が低い水槽で、いっしょに低くなる。
ジンベイザメなどの大物がたくさんいる大水槽が一番の見どころです。
エイが、
上へ。
いろいろな生き物を見つけてシールを貼りながら進める台紙もリーダーたちが用意してくれていました(それも2種類)。目的がはっきりしたほうが活動しやすい子には、こういうのが助かります。
海遊館と言えば、世界最大級の大観覧車も。
数名の子が地上112.5mから大阪の街並みを眺められました。夜にはライトアップもあるらしいです。
全部で3時間ほどの滞在。みんなでいっしょに動く時間とばらばらに動く時間。どちらもあるおかげで、集団のもつ力を活かしながら、ひとりひとりの好きなこと楽しめることも大切にできます。
力いっぱい遊んだことがよくわかる帰路でした。
子ども11名、学生スタッフや職員など22名、支援学校の先生2名の参加でした。また、初参加の学生スタッフが2名いて、子どもとよく向き合ってくれていました。ありがとうございました。
子どもの欠席が4名と多かったです。そろそろ夏の疲れが出始めるころなのかもしれません。どうぞ体調に気をつけて、残りの夏休みを過ごしてください。サマースクールはあと2回です。
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