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2017年11月

2017年11月25日 (土)

せいか祭り2017、盛況でした

さる11月19日(日)は「せいか祭り2017」でした。

精華町で行なわれるイベントとしては、一年で最大のものです。いろいろな催しがあるのですが、「そら」は「支援学校生親の会」といっしょに毎年お店を出しています。

今年もたくさんの準備を重ねて、出店してきました。様子をご報告します。

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前日が雨だったため、ほとんどの準備は当日の朝になりました。毎年、天気には悩まされます。

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学生スタッフと職員合わせて30人くらい。朝の打ち合わせを終えて、開店です。

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今年のゲームは「みつけて さがして そらのおとどけやさん」。

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「見つけた落とし物を落とした人に届ける」というゲームです。子どもたちにやさしい気持ちをもってほしいという思いを込めました。

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見通しをもって安心して列に並べるように、遊び方をわかりやすく説明するのは、例年通りですが、

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今年は、視覚支援が有効な子どもたちや感覚に過敏さのある子どもたちについての説明とイラストを、行列の整理担当者が首からぶらさげてみました。待ち時間に少しでも読んでもらえれば、という狙いです。

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落とし物を届けてもらったキャラクターたち。

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黄色はどこにいても目立ちます。

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忍者はちょっと難しく、

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サラリーマンはもっと難しい。

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探されるのを待つサンタ。

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例年通り、最初から最後までずっと行列が絶えることなく、一日で1067人の子どもが遊びに来てくれました。

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遊びに来てくれた子どもたち、ありがとうございました。また来年も来てくださいね。

そして、1回生から4回生、さらにはOBOGまで頑張ってくれたスタッフ、ありがとうございました。それぞれに役割を果たしてくれて、よいイベントになったと思います。

今回は障害をもつ子どもたちとの活動ではなく、完全に地域の子どもたちのための活動だったわけですが、こうした場を通じてメッセージを届けていくことも大事なことです。おつかれさまでした。

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2017年11月11日 (土)

せいか祭り2017準備中

せいか祭り2017まであと一週間になりました。

今年もゲームの出店をするため、学生たちが準備を進めています。今日まででもおそらく80時間くらい。

楽しんでもらいつつ、私たちが支援している子どもたちのことについて知ってもらうにはどうしたらよいかと、知恵を絞っています。今回のせいか祭りは「メッセージ」を届ける場です。

お祭り当日までに更新する余裕がないかもしれませんので、今のうちに書いておきます。今年もけいはんな記念公園のコーナン側右端のテントです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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2017年11月 6日 (月)

すごい道具マルシェ、大盛況でした

11月2日、地域福祉センターかしのき苑にて「すごい道具マルシェ」が行われました。

さかのぼれば、5月に精華町支援学校生親の会でそれぞれの「やりたいこと」を言いっぱなし聞きっぱなしにする「ざっくばらん会」という集まりをしました。

そこで提案されたたくさんのアイディアの中にあったのが「業者さんを呼んで支援グッズの展示会をしたい」というもの。それを具体的な形にしようと、お母さんたち自身が準備を進めてこられたのが今回の企画です。ちなみに、「そら」は案内チラシづくりとSNSを通じての広報をお手伝いさせてもらいました。

事前に「こくちーず」での申し込みもできる仕組みを作ったのですが、こくちーず経由の申し込みはわずか3名…。当日参加が何人になるか、緊張しながらのスタートでした。

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場所はかしのき苑の会議室。午前中は駐車場がいっぱいだったので、冷や冷やしていました。お昼になったらちゃんと空いてきて、よかったです。

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用意された「すごい道具」は、北欧製の寝具やクッション、イスなどの大物から、

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さまざまな感覚グッズ、

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日常を目で見てわかりやすくするためのグッズ、

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学習の手助けになる文具まで。

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書籍も、本屋さんでは売っていないものが含まれていました。

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VOCA-PENなど、音声を使った機器類も。

生活支援グッズのお店ぽっしぇ株式会社コムフレンド、ラックヘルスケア株式会社からたくさんの商品を運びこんでいただきました。

その結果は…

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大盛況でした!

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オープンした12時から終了の15時までずっと人が絶えることがありませんでした。

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来場者の多さに商品の説明が追いつかず、ご迷惑をおかけした方がおられたかもしれません。また、最後の方は商品自体がかなり売れて、少なくなっていました。お詫び申し上げます。

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お値段が高めの商品は「こうしたものの必要性について保護者の皆さんから社会に向けて声をあげてほしい」という思いもこめての出店です。

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前半は子どもたちの保護者が多く、後半は近隣の熱意ある事業所の皆さんが多く来てくださいました。保護者はどこの地域から来られたのか把握できていないのですが(受付等で地域名をお聞きすべきでした…)、事業所は精華町、木津川市、奈良市、城陽市などから来られています(様子をこのブログよりもわかりやすい写真でアップしてくださった事業所さんもあります)。

子どもたちにとって必要な道具はひとりひとりの力に応じて違うはずです。好みだって、いろいろです。どんな良い道具も子どもに合わなければ、役には立ちません。だから、プロとやりとりしながら購入できる機会をもっと増やしていけたらよいな、と思います。

参加者の合計は84名でした。保護者の方が事業所職員よりちょっと多い、くらいの割合です。

来場してくださった方たちはもちろん、ぽっしぇの山本さん、コムフレンドの塩見さん、ラックヘルスケアの熊澤さん、たくさんの商品と説明、ありがとうございました。そして、企画された親の会の皆さん、おつかれさまでした。地方の小さな親の会のイベントとしては、すごい成果だと思います。

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